▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL115)▼▼
このメールマガジンは過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
なお、今年最後のメールマガジンを送らせていただきます。今年一年ご愛読いただきありがとうございます。
目次
■相続課税急増
■働き方改革へ2100億円を投じる
■70歳以上の外来医療費をつき200円引き上げへ
■私の好きな山・登山道(京都府大江山)
■私の好きな温泉(京都府夕日ケ浦・木津温泉)
■お役に立つ助成金
________________________________________
■相続税課税急増
〇国税庁は、2015年1月に相続税が増税されてから初めての申告状況を公表した。15年中に亡くなった人のうち、相続税の課税対象となる遺産を残した人の割合は前年から3.6%増え、8.0%に拡大した。
〇相続税は、遺産が基礎控除と呼ばれる非課税枠を超えた分が課税の対象になる。
今回の増税は基礎控除が4割縮小され、対象となる人が広がった。
〇国税庁によると、15年中に死亡した約129万人のうち、課税対象となる遺産を残した人は、約10万3千人で、全体の8%になった。
〇この割合は01年以降、4%台で推移してきた。増税により基礎控除をバブル期前と同じ水準にすることで国は「6%台程度となる」と見込んでいた。地域別にみると、東京は15.7%(6.0%増)、神奈川は12.4%(5.4%増)、千葉は8.3[4.0%増]で都市部やその近郊で増えたとみられる。
〇対象となった遺産の総額は約14兆5554億円(26.8%増)で相続税は約1兆8116億円(30.3&%増)
総額は増えたが、1件当たりの平均でみると、遺産1億4126万円で、相続税額は1758万円(28.9%減)でともに前年より減った。課税対象となる遺産が1億円以下だった人の割合は前年の26.4%から58.5%に大きく伸びた。
〇相続税の課税対象となった遺産を残した人の割合が上昇したのは、基礎控除額が引き下げられただけでなく、株価や地価の上昇も影響したとみられる。ただ、大きく押し上げたのは遺産が1億円以下の人たちで、多くはこれまでは対象にならなかったケースだ。
〇15年に税理士法人レガシィが受けた相談は、前年の1.7倍にあたる1230件。今年は11月末時点で1300件を超えている。以前は税額1千万円を超える相談が大半であったが、最近では数10万円~数百万円といった相談も増えたという。
________________________________________
■働き方改革へ2100億円
〇17年度予算案は安倍政権が今年5月に働き方改革を打ち出して初めての当初予算だ。高齢化で膨らむ社会補償費などの一般歳出を5300億円増に抑制する一方で、働き方改革の予算が約500億円増やす異例の対応をとる。同一労働同一賃金推進のほか、長時間労働の是正、生産性の向上が柱だ。
〇賃金格差を縮めるだけでは企業の生産性を高めるのは難しく、予算手当とともに、時間ではなく、成果で評価する脱時間給などの導入が大きな課題になる。
〇同一労働同一賃金では、非正規労働者を正社員に転換した企業向けに助成金を拡充。2%の賃上げに1人当たり3~4万円を助成してきたが、17年度は3%の引き上げに8000~1万4000円を加算する仕組みを設 ける。企業の相談を受ける「非正規雇用労働者待遇支援改善センター」をすべての都道府県に設置する、長い労働時間の是正で月80時間超の残業が疑われるすべての事業所への監督指導を強化するために労基署の体制を強化する。一定時間の間を設ける「インターバル規制」を導入する中小企業には助成金を支払う。
〇子育てをする女性が一定の期間の休暇を取って大学で勉強したり、資格取得のために長期間の教育訓練を受けられる仕組みも作る。政府が掲げる年3%の最低賃金引き上げに耐えられるよう中小企業や小規模事業者への補助金を拡充する。
________________________________________
■70歳以上の外来診療費をつき200円引き上げへ
〇70歳以上の外来医療費を2017年8月に現行2000円引き上げ、1万4000円にすることで決着した。75歳以上の後記高齢者に設けた保険料の軽減措置も段階的になくす。高齢者も所得に応じた負担を求め、社会保障費の伸びを抑える。
〇年収370万円以上で現役並み所得のある高齢者は外来の上限が4万4400円から5万7600円になる。18年8月は外来・入院とも月8万円以上に上がる。一方、住民税が非課税の低所得者は今の上限を維持する。
〇もうひとつの柱は後期高齢者の保険料軽減特例の見直しだ。74歳まで夫や子供らに扶養されていた高齢者は現在保険料を9割軽減されている。現在の保険料は月380円だ。17年度からは7割に軽減し、18年度に5割に軽減する。年収153万円~211万円で比較的所得の低い高齢者向けの軽減措置を見直す。17年度からは7割軽減にし、18年度には、現在の5割軽減にする。
〇年収153万円から211万円で比較的所得の低い高齢者向けの軽減措置も見直す。現在の5割軽減から17年度には2割軽減とし、18年度には軽減措置をなくす。
〇介護保険料を負担する40~64歳の現役世代は大企業会社員は保険料が増える。介護保険料が収入に比例して増えたり減ったりする「総報酬割」を17年8月から4年かけて段階的に導入する。全面導入した場合、大企業の多い1408健保組合の平均で月727円(労使合計)の負担増になる。
________________________________________
■私の好きな山・登山道(京都府大江山)
〇酒呑童子(しゅてんどうじ)の大江山として有名である。
〇大江山の名は主峰の千丈ケ嶽を示す場合と千丈ガ嶽、鳩ガ峰、鍋塚、鬼穴の山塊を総称する場合がある。
〇千丈ガ嶽の標高は833mです。
〇鬼嶽稲荷神社から歩行時間は1時間10分です(距離は1100m)。鳩ガ峰・鍋塚の鞍部から大江山山頂までは1600mで歩行時間は3時間程度です。
〇大江山頂上は展望がよく、福知山の三岳酸が目前に見える。
〇日本の鬼の交流博物館は大江町の鬼伝説のシンボルとなっている。
〇大江山の鬼嶽稲荷神社は、きれいな雲海が見れるということで人気スポットです。晩秋から初冬の10月から12月にかけて、昼間天気がよく、夜も雲がなく、風も弱くて放射冷却の起こりやすい時期が最適です。
〇大江山のHP:http://www.kyt-net.jp/~tangotankentai/ooeyamaunkai.html
________________________________________
■私の好きな温泉(京都府夕日ケ浦・木津温泉)
〇夕日ケ浦温泉は海に面して旅館があるため、夕日がきれいな温泉です。
〇冬場はどこの旅館もかに料理が目玉のようです。冬以外も海鮮料理が売りとなっている。
〇泉質は低張性弱アルカリ性高温泉で、筋肉痛、関節通、50肩に効き目がある。
〇丹後温泉のHP:http://www.jalan.net/ranking/onsen/LRG_264500.html
________________________________________
■お役に立つ助成金
〇キャリアアップ助成金
・有期契約労働者、短時間労働者、派遣労働者といった非正規労働者の企業内でのキャリアアップを促進するための、正社員転換、人材育成、処遇改善などの取組を実施した事業主に対する助成金です。
・有期雇用→正社員で一人60万円(大企業45万円)、年度内15人まで対象となります。
・人材育成では、OJT800円、Offーjt800円(中小企業)が助成iされます。
〇キャリア形成促進助成金
若年者向け、海外訓練、技能伝承など、社内で実施する研修など幅広い訓練が対象になります。
OJT700円。Off-jtは800円(一人1時間当たり)助成されます。(中小企業の場合)
〇職場定着支援助成金
業種を問わず、離職率の提言目標を達成したときに助成されます。介護福祉機器の導入助成があります。
・今日管理制度助成として、離職率の低下の目標達成に対し60万円、介護労働者の雇用管理については、賃金制度助成が50万円、離職率の目標達成に1年経過後60万円、3年経過後90万が助成されます。
〇3年以内既卒者等採用助成金
卒業または中退後3年以内の若年者が対象となり、就職後1年、2年、3年定着後助成につき、一人目、二人目で助成されます。
なお、詳細は当事務所までご照会ください。
また、このメールマガジン解除ご希望の方はご一報ください。
________________________________________
江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
電話:03-6206-0580、Fax:03-6206-0581
E-mail: akihiro-egawa@oasis.ocn.ne.jp URL:http://www.egawa-houmu.com
建設・不動産・運輸業許可手続、後見人受託・事業承継、助成金申請、労働・社会保険手続メンタルヘルス
対策、在留資格取得、相続・遺言手続、著作権登録、不動産の有効活用、生命保険加入手続等承っています。
________________________________________