▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL120)▼▼平成29年3月15日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■勤務間インターバル制度を法律に明記へ
■同一賃金、厚労省が論点整理
■年収106万円の壁とは
■私の好きな山・登山道(群馬県藤岡市桜山)
■私の好きな温泉(群馬県藤岡市八塩温泉)
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■勤務間インターバル制度を法律に明記へ
〇経団連と連合が交渉中の残業時間の上限規制に関する労使合意案は次のような内容である。退社から出社まで一定の休息時間を確保する「勤務間インターバル制度」の普及に向けて企業が努力するよう、法律に明記する。
また経団連と連合が「月100時間」で大筋合意している繁忙期の残業時間の上限を巡っては、細部で溝が残っており、大詰めの調整が続けられている。
〇労使合意案では新たに残業時間の上限を設けるのに合わせ、労災や健康被害の防止策を強化する。勤務間インターバル制度はその一環で、普及に向けた企業の努力義務を初めて法律に書き込む。努力義務のため企業が協力しなくても罰則があるわけではないが、合意案では「政府が導入に向けて支援」するとも明記している。
厚労省はすでにインターバル制度を導入する企業への補助金も検討している。政府は支援策で企業側の自主的な取り組みを促し、制度普及の機運を高めたい考えである。
〇このほか、労働時間の管理を厳しくしたり、職場でのパワーハラスメントを防ぐために労使を交えた検討の場を設置したりすることも盛り込んだ。
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■同一賃金、厚労省が論点整理へ
〇厚労省は、有識者検討会に論点整理案を示した。正社員と非正規社員の待遇差を説明する義務を「強化・拡充する必要がある」と指摘。給与や福利厚生などで差がつく理由を、事前に社員に説明するよう企業側に求めた。
各企業は賃金体系や研修に関する情報を非正規社員とも共有する必要に迫られる。
〇昨年末には、政府が正社員と非正規社員の不合理な待遇格差の例を示したガイドライン(指針)案を公表した。厚労省はこの指針の実効性を高めるため、労働政策審議会の議論を経て、年内に関連法案を提出する方針。
〇今回の論点整理では法案作りに向けた課題を整理した。焦点の一つは従業員への説明義務だ。論点整理案では待遇差の説明義務を強化するよう求めた。政府も働き方改革の関連法案に待遇差の説明義務を盛り込む方針だ。関連法が施行されれば、企業は「正社員と非正規社員の賃金体系が違う理由」や「一部の社内研修
が正社員しか受講できない理由」など非正規社員美説明する義務が生まれる。待遇差が裁判になった時に、その格差の立証責任をだれが負うのかも焦点となる。立証責任で企業に重い責任を課すことには慎重な姿勢を示した。
政府は同一労働同一賃金を目指すのは非正規社員の処遇改善により個人消費を底上げする狙いがあるが、経済界では総人件費が増すことへの懸念が根強い。
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■平均106万円の壁とは
〇昨年10月から社会保険適用拡大における、新たな加入基準「週20時間以上、月収88,000円以上」の12倍にした年額1,056,000円が根拠になっています。しかし、この額を加入基準とするのは、被保険者が500人を超える大企業に勤めるパートだけで、500人以下の企業に勤める人は、勤務先の「週の所定労働時間」か「月の所定労働日数」のいずれか4分3未満なら適用除外です。ただし、平成29年4月1日以降は500人以下の企業でも労使合意があれば適用になります。なお、社会保険の調査で対象となるのは調査時前の1年間となり、106万円は何時から何時までの1年間と決まっていません。
〇本当に「壁」といえるのは「年収130万円」だけです。この額を超えると、夫の健康保険の被扶養者になれず、国民健康保険に加入し、国民年金も第3号被保険者に代わることで月額16,260円の保険料納付義務が生じます。 これこそが「130万円の壁」といえます。
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■私の好きな山・登山道(群馬県藤岡市桜山)
〇山名の通り、ほぼ全山に7000本以上の桜が咲桜山。標高は591m。
〇この山には春咲きのソメイヨシノに加え、珍しい冬、春二度咲きのフユザクラが植樹されているため、1年に二度も花見が楽しめます。
〇車だと関越道本庄児玉IC下車、国道462号で、剣道177号交差点を右折してICから22km程度です。
〇11月中旬から12月上旬は、カエデの紅葉とフユザクラの花の両方が楽しめます。また、この時期はミカン狩りも楽しめるのでお勧めです。
〇頂上まで往復して80分程度ですが、頂上からは大きな展望は期待できないですが、秩父の山並みが見られます。
〇桜山のHP:http://www.fujioka-kanko.net/4_famous_place/place2.php
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私の好きな温泉(群馬県藤岡市八塩温泉)
〇関越道藤岡IC下車20分程度の距離です。
〇温泉宿が3軒と「桜山温泉センター」があります。
〇船室はナトリウム・演歌物強塩冷鉱泉で、無色透明から薄黄色です。
〇神流川をはさんで対岸には神流川温泉もあります。
〇温泉宿の一つは日本秘湯を守る会の温泉宿もあります。
〇八塩温泉のHP: http://www.fujioka-kanko.net/spot.php
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
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