▼▼御茶ノ水アドバイザー通信（ＶＯＬ１２３）平成２０年４月２８日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■国の「相続」１０年で２．５倍に増加
■大企業健保保険料率１０年連続値上げ
■民法１２０年ぶりに大改正
■私の好きな山・登山道（東京都高尾山）
■私の好きな温泉（京王高尾山温泉極楽湯）
________________________________________
■国の「相続」１０年で２．５倍に
〇亡くなった人の遺産を国が「相続」するケースが増えている。相続案件が増える一
方、未婚率の上昇や高齢化で受け取り手がいないケースが増えている。遺産が国
庫納付される金額は年間４００億円とこの１０年で２．５ 倍に拡大。
国の相続額はさらに膨らみそうで、政府内には「隠し財源」としての国の相続財
産に注目する向きもある。
〇親族や身の回りの世話をした人などの相続する人がいない、もしくは相続放棄した
ようなケースでは公的に選任した「相続財産管理人」が遺産を整理し、最終的に国
庫に引き継ぐ。法定相続人がいない人の資産が国庫に帰属した額は２０１５年度に
４２０億円を数えた。高齢化で相続人がなくなるなどする場合が多く、０５年度に比
べ２．５倍に増えた。これ以外に土地・建物として不動産のまま国庫に帰属する分
も数千万円超価格）ある。
〇今月に国立社会保障・人口問題研究所がまとめた「生涯未婚率」は１５年時点で男
性が２３．３７％、女性は１４．６％と過去最高を更新した。子供どころか配偶者がい
ない人が今後ますます増えることが予想される。
国庫納付以外にも、引き取り手のいない未相続資産がある。銀行などの金融の
預金は１９年からで１０年以上放置された「休眠預金」だ．１６年末に成立した休眠
預金活用法が成立したことで１０年間手つかずの預金は１９年から、ＮＰＯ法人など
公益活動を担う団体に助成したり融資したりして活用できるようになる。
________________________________________
■大企業健保両立１０年連続値上げ
〇大企業の会社員が加入する健康保険組合が相次いで保険料率を引き上げた。２０
１７年度の全体の平均料率は９．１％超の見込みだ。引き揚げは１０年連続。組合
員の平均年齢が上がり、医療費がふくらんでいるのに加えて、高齢者医療に回す
支援金の負担額が重たくなることによる健保財政の悪化に備えるためである。
〇健保組合が高齢者医療を支えるために出す支援金は従来、組合ごとに加入者数
に応じて負担してきた。これが１７年度に加入者の平均年収に応じ負担する「総報
酬割」に全面移行した。年収の高い組合員を抱える大企業の健保の負担は重くな
る。健康保険組合には総報酬割の導入に先立ち、昨年度までに保険料率を引き上
げたところも多い。このため、今年度の保険料率の上げ幅は前年度の０．０８ポイン
ト下回る見込みだ。ただ健康組合全体でみると赤字額は昨年度を上回り、３０００
億円規模に達した模様だ。
〇健保を解散する動きも出ている。１５年末時点で健保組合数は１０年前に比べ約１
割減少した。組合員はコストが比較的安い全国健康保険協会(協会健保)に移行し
ている。
________________________________________
■民法１２０年ぶり大改正
〇民法改正案は政府が２０１５年３月に国会に提出した。約２００項目を見直し、公布
から３年以内に施行される。改正の目玉の一つが、当事者間で特に利息を定めて
いない場合に適用される「法定利率」の引き下げだ。
現在は年５％で固定されているが、低金利が続く実勢に合わせ、３％に引き下げ
た。さらに３年ごとに見直す変動制を導入する。法定利率の引き下げは、例えば交
通事故で働けなくなった被害者が受け取る損害賠償の増額につながる。事故にあ
わなければ将来得られていた「逸失利益」を反映して保険金を計算する際、遺族ら
が保険金を計算する際、遺族らが一括で受け取っていた法定利率で運用した場合
の運用益が差し引かれるからだ。
〇飲み代のツケ払いは取り立ての期間が長くなる。飲食代は１年、診療代は３年とバ
ラバラだった「短期消滅時効」を改め、「権利行使できると知った時から５年」に統一
する。
〇連帯保証人制度でも個人の保護に動いた。中小零細企業の事業への融資で、親
族や知人など第三者がリスクを十分に認識せずに個人で連帯保証人になったため
自己破産に追い込まれる事例があったためだ。第三者が個人で連帯保証人になる
場合は、公証人による自発的な意思の確認を必要とし、歯止めをかける。
〇身近なところでは、賃貸住宅を借りたときの敷金も原則として返すように明記した。
判例などによるルールは形成されていたが、民放に明記されたのは初めてで、退
去時に堪えないトラブルを防ぐ狙いがある。
________________________________________
■私の好きな山・登山道(東京都高尾山）
〇東京で一番登られる山で、富士山とならぶ知名度をほこっています。
〇標高は５９９Ｍしかないのですが、都心から４０ｋｍで、１時間弱のアクセスも手軽に
登れる山として人気が高い山です。
〇ケーブルカーやリフトもありますが、１号路から６号路まで登山道があり、ほかに稲
荷山コースや高尾・陣馬山コースがあります。
〇山も高尾山のほか、城山６７０ｍ、景信山７２７ｍ、陣馬山８５７ｍもあり、所要時間
により変化を楽しめます。
〇１号路(１時間３０分）は、薬王院への表参道を歩く、２号路(５０分）は高尾山中腹を
周回するコース、３号路(１時間１０分)は常緑樹林に包まれたコース、４号路(５５分
）は北斜面の山腹沿いに歩く、５号路は山頂周辺を周回、６号路は沢沿いの道など
時間に応じて楽しめます。
〇高尾山のＨＰ：https://anshinmoufu03.tokyo/post/131190381261/mttakaoroute
________________________________________
■私の好きな温泉（京王高尾山温泉極楽湯）
〇京王線高尾駅横にできたアクセスのよい温泉です。
〇泉質はアルカリ性単純泉です。泉色は微弱白色・透明です。
〇筋肉痛、関節痛、冷え症、疲労回復など登山の疲れをいやすのにぴったりの効能
です。
〇露天風呂は地下１０００ｍからくみあげた美肌の湯です。もう一つ特色があるのは
露天炭酸石張り風呂で炭酸温泉を人工的に再現した風呂があります。
〇極楽湯のＨＰ：http://www.takaosan-onsen.jp/info/
なお、このメールマガジンを解除希望の方は、当事務所までご一報ください。
________________________________________
江川社会保険労務士・ＦＰ１級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
電話：０３－６２０６－０５８０、Ｆａｘ：０３－６２０６－０５８１
Ｅ－ｍａｉｌ： akihiro-egawa@oasis.ocn.ne.jp URL:http://www.egawa-houmu.com
建設・不動産・運輸業許可手続、後見人受託・事業承継、助成金申請、労働・社会保険手続メンタルヘルス
対策、在留資格取得、相続・遺言手続、著作権登録、不動産の有効活用、生命保険加入手続等承っています。
________________________________________
