▼▼御茶ノ水アドバイザ-通信(VOL146)▼▼平成30年4月13日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■3月日銀短観景況感8期ぶりに悪化
■30年、全都道府県で人口減少
■訪日客の恩恵広がる
■私の好きな山・登山道(福島県安達太良山)
■私の好きな温泉(福島県くろがね温泉)
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■3月日銀短観景況感8期ぶりに悪化
〇日銀が4月2日に発表した3月の全国短期経済観測調査(短観)で、企業の景況感
を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で8四半期ぶりに悪化した。前回の20
17年12月調査から2ポイント悪化し、プラス24だった。資源価格上昇に伴う原料
高が進む中、価格転嫁ができなかったことが影響した。人手不足も企業の景況感
の重荷となっている。
〇業種別では、16業種中8業種が悪化した。悪化が目立ったのは鉄鋼や非鉄金属
といった素材業種だ。素材業種では12月調査から5ポイントのプラス22だった。原
油のほか鉄鉱石、アルミニウム等資源価格が幅広く上昇していることが響いた。
〇改善したのは5業種。汎用機械は7ポイント改善のプラス44、生産用機械は8ポイ
ント改善のプラス52だった。世界的に需要が好調な半導体などの分野で設備投資
が伸びている。
〇深刻な人手不足が建設や小売りなど非製造業の業況に一段と影を落としている。
建設は3ポイント悪化のプラス43、宿泊・飲食サービスは2ポイント悪化のプラス3
だった。
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■2030年、全都道府県で人口減
〇厚労省の国立社会保障・人口問題研究所は3月30日、2045年までの地域別の
将来推計人口を公表した。
すべての都道府県で2030年から人口が減り始め、45年には7割の市区町村で2
015年に比べ人口が20%減る。都市部への人口一極集中も加速しつつあり、イン
フラなどの面で都市部の経済効率が上がる反面、高齢化に伴う様々な問題が深刻
化する。
〇2045年で最も人口が減る都道府県は秋田で、15年比で41.2%減、青森37%
減、山形が31.6%減と続く。全国平均の16.3%より大幅に落ち込む。これに対
し東京は0.7%とわずかながら人口が増える。
出生率が高い沖縄も0.4%の減少にとどまる。愛知,神奈川、埼玉などが減少が
小さ目だ。
〇総人口に占める65歳以上の割合は、全国で15年の26.6%から45年には36.
8%に上がる。秋田、青森など東北地方の高齢化上昇率が著しく、東京や沖縄、愛
知は30%台前半にとどまる。今回の調査で最も人口が増えたのは東京都中央区
で34.9%増、最も減ったのは奈良県川上村で79.4%減だった。
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■訪日客の恩恵広がる
〇2017年に4兆円を超えたインバウンド消費額を都道府県別に推計したところ、地
域への恩恵が広がっていることが分かった。東京都の1兆6000億円に続き、関西
も1兆円を突破。沖縄なども伸び個人消費で大きな割合を占めるようになった。
〇都道府県別には、東京都が1兆6862億円でトップ、次いで大阪府8709億円、北
海道2857億円、京都府2331億円が続く。関西は訪日客に人気だが、5年前と比べると大阪府は5.1倍に拡大。京都府は全国を下回る3.4倍にとどまり、順位も北海道に抜かれて4位に落とした。
〇訪日客でにぎわう大阪ミナミで目立つのが高級ブランド時計店。高島屋大阪店が1
6年11月に開いた高級時計売り場は常時3千モデル以上そろえる品揃えが富裕
層をとらえ、1個数百万円の時計が次々売れる。富裕層をつかむ大阪の消費額は
府の主力産業、一般機械の付加価値額を上回る規模に成長した。
〇消費額上位で伸び率が高いのは沖縄県の8.5倍、福岡県の6.8倍、北海道の
6.2倍で恩恵が地方に広がっている。特に沖縄県は県内総生産の消費に占める
訪日客の消費の割合が6.3%と全国で最も高くなった。 沖縄県の観光客は17年
にハワイを抜きアジアを代表するリゾートとして認知度が高まっている。
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私の好きな山・登山道(福島県安達太良山)
〇標高1700mで、日本百名山の一つに数えられる。高村光太郎の詩集「智恵子抄」
では「阿多多羅山」として出てくる。最高峰の突起は「乳首」と呼ばれている。
〇ゴンドラを利用すると、山頂駅から安達太良山頂まで1時間で登れる。ゴンドラ駅で
ある奥岳から山頂まで往復しても4時間強程度です。
〇6月から7月にかけて、レンゲツツジ、ハクサンシャクナゲ、イワガミ、イソツツジなど
の高山植物に巡り合えます。
〇乳頭部には鎖場があるが、頂上からは360度の見晴が楽しめます。
〇安達太良山のHP:http://www.nihonmatsu-kanko.jp/?p=462
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私の好きな温泉(福島県くろがね温泉)
〇温泉名は、安達太良山の途中「「鉄山(くろがねやま)」の中腹にある山小屋「くろが
ね小屋」に併設された温泉です。この温泉に到達するためにはゴンドラの起点である奥岳から勢至平を経由して小屋まで1時間半程度歩く必要があります
〇「くろがね小屋」に併設された温泉で、山小屋にある温泉としては数少ない温泉で
す。
〇周囲は山小屋のみで、温泉街はありません。山小屋は相部屋で、夕食もカレーライ
スのみです。
〇温泉は宿泊客だけでなく、立ち寄り入浴する人も多いようです。
〇泉質は単純酸性泉です。小屋の奥にある源泉から麓の岳温泉や奥岳温泉に湯が
惹かれています。
〇くろがね温泉のHP:https://www.tif.ne.jp/kuroganegoya/
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