▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL147)▼▼平成30年4月27日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■介護保険料止まらぬ上昇
■株式配当こんな節税法も
■外国労働者向けに新たな在留資格を作る
■私の好きな山・登山道(奈良県大台ケ原山)
■私の好きな温泉(奈良県吉野郡入之波温泉)
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■介護保険料止まらぬ上昇
〇介護保険料の引き上げが広がっている。65歳以上の介護保険料は8割の市町村
で上がった。現役世代が加入する企業の健康保険組合では、全国の約1400組合
のうち3割が2018年度に保険料を引き上げた。
介護給付費は過去10年間で57%増え、医療費の伸びを大きく上回る。
〇65歳以上の介護保険は市区町村や広域連合が運営する。保険料は介護サービ
スに必要な費用の見通しなどをもとに自治体が3年ごとに見直す。18~20年度の
基準月額を15~17年度より引き上げた自治体は全体の8割。月額6000円を超
える自治体は前期の1割強から4割に増えた。基準月額が最も高かったのは福島
県葛尾村。9800円と前期から3割引き上げた。東京都は8700円の青ヶ島村、大
阪府では大阪市の7927円が最も高かった。もっとも低かったのは北海道音威子
府村で前期と同じ3000円に据え置いた。
〇40~64歳の会社員らが負担する介護保険料は18年度の月平均が5723円。1
0年前に比べ45%増えた。
18年度に保険料率を引き上げたのは450ほどで健保全体の3割を占めた。要因
は健保加入者の平均収入に応じて、介護納付金の負担額を決める「総報酬割」の
導入だ。17年度から段階的に導入しており、20年度に完全実施し、導入前に比べ
月700円程度の負担増となる。
〇「団塊の世代」が全員75歳以上となる25年度には、沖縄県と大阪府は9000円を
超え、東京や京都、石川など11都府県が8000円以上を見込む。
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■株式配当こんな節税法も
〇上場株式の配当にかかる所得税と住民税で、異なる課税方式を選択することによ
り節税する方法が注目されている。2017年度の税制改正を受けて可能になった
方法だ。税務署への確定申告と自治体への届け出が必要だが、ひと手間かけれ
ば、税金を減らせるケースが多い。年金生活者や自営業者であれば社会保険料
負担の軽減につながることもある。
〇税制上、株式の配当は所得税と住民税が別々に課され、それぞれ有利な課税方
式を納税者が選択できる仕組みになっている。 従来は自治体側の税務対応が追
い付かず、所得税で選んだ方式を自動的に住民税に適用されてきたが、政府の制
度が改正され、自治体の窓口に申し出した人は有利な課税方式が認められるよ
うになった。
〇課税所得が900万円以下では、所得税は総合課税を選んで税務署に確定申告。
その上で市区町村の税務窓口に届け出て、住民税の扱いを申告不要とする方法
す。 例えば、695万円超900万円以下の人の税率は、この方式だと18%。所得
税13%、住民税5%となり、申告不要制度の20%、申告分離制度20.2%より
お得となる。695万以下、330万円以下ではさらにお得となる。
一方、高額所得者は従来通り申告不要制度がいい。
〇75歳以上が加入する後期高齢者医療の保険料は、住民税の課税所得に連動す
る部分がある。「所得割」といい、国民健康保険料にも所得割の仕組みがあるため
軽減される。
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■外国人労働者向けに新たな在留資格を作る
〇政府は2019年4月にも外国人労働者向けに新たな在留資格を作る。最長5年間
の技能実習を終了した外国人に、さらに最長で5年間、就労できる資格を与える。
対象は農業や介護などで、試験に合格すれば、家族を招いたり、より長く国内で働
いたりできる資格に移行できる。5年間が過ぎれば帰国してしまう人材を就労資格
で残し、人手不足に対処する。
〇政府は単純労働者の受け入れを原則認めていない。一方で働きながら技能を身に
着ける技能実習の範囲拡大や期間延長で事実上、単純労働者の受け皿を作って
きた。幅広く就労の在留資格を与える制度の導入は政策の転換点になる。
〇政府は今秋の臨時国会にも入国管理法の改正案を提出し、来年4月にも新制度を
始める方針だ。新設する資格は「特定技能(仮称)」。17年10月末で25万人いる
技能実習生にさらに最長5年間、就労の道を開く。
技能実習は農業や介護などが対象。新設する資格と合わせれば最長10年間、国
内で働き続けることができる。技能実習制度とその本来の目的を維持するため、一
定期間、祖国に帰って再来日した後に与える。
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■私の好きな山・登山道(奈良県大台ケ原山)
〇日本百名山の一つであり、日本百景や日本の秘境100選にも選ばれている。ま
た、大台ケ原山全体が特別天然記念物に指定されている。
〇大台ケ原山は屋久島と並ぶ日本一の多雨地帯で、年間4000mmを超える降水量を誇る多雨地帯です。
〇大台ケ原ドライブウェイが開発されて、大阪からも手軽にアクセスできる身近な山と
して親しまれています。
〇大台ケ原おすすめの登山ルートは4つあり、主要な展望地のある東大台地区を巡
る中道コース、東大台コース、貴重な原生林等の自然環境保護のため、入山規制
のある西大台コースと大杉谷をめぐる登山コースの4つのコースがあります。
〇おすすめは3時間40分ほどで巡る中台コースですが、シオカラ谷吊り橋と初夏に
シャクナゲが咲き誇る「シャクナゲ坂」を巡る東大台コースがおすすめです。
〇大台ケ原山の最高峰である日出ケ岳(標高1695m)と大蛇グラも見どころです。
〇大台ケ原山のHP:http://vill.kamikitayama.nara.jp/kanko/tanoshimu/odaigahara/
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■私の好きな温泉(奈良県吉野郡入之波温泉)
〇一軒宿の温泉宿です。
〇大台ケ原山から10kmほどの温泉です。
〇全国でも珍しい炭酸泉が湧き出る温泉です。
〇元湯の温度は39度で、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え症、打ち身、捻挫等に効能
があります。
〇あゆなどの川魚、山菜が名物の宿です。
〇入之波温泉・山鳩湯のHP:http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/08onsen/01onsen/04south_area/yamabatoyu/
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
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