▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL148)▼▼平成30年5月15日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■外国人純流入、最多14.7万人
■健保組合2割「解散予備軍」
■離婚年金分割多い誤解
■私の好きな山・登山道(栃木県奥白根山)
■私の好きな温泉(栃木県湯元温泉)
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■外国人純流入、最多14.7万人
〇総務省は4月、2017年10月1日時点の人口推計を発表した。外国人を含む総人
口は16年と比べて22万7千人少ない1億2670万6千人となり、7年連続で減少
した。
外国人の過去1年間の入国者数から出国者数を差し引いた純流入数は過去最
多の14万7千人に達した。人口減の加速を外国人の増加が緩和する構図が
鮮明になった。
〇1年間の出生数から死亡数を差し引いたの自然人口増減は37万7千人の自然減
だった。自然減は11年連続で統計を始めた1950年以降で最多。高齢者の増加と
出生数の減少が背景にある。
一方。外国人は249万人余りが国外に流出する一方で、264万人弱が海外から流
入。
〇日本の外国人人口は205万8千人と初めて200万人を突破した。若年層の目減り
で年々不足する労働力を補おうと、高度人材や外国人技能実習生の流入が拡大し
ている。総人口に占める割合は1.6%を超えた。
国土交通省によると建設分野では外国人労働者数が11年以降の5年間で3倍以
上の4万人超に急拡大た。こうした動きを踏まえ、政府も外国人の受け入れを増や
す方針だ。外国人労働者の多くは技能実習生が占めるが現行制度では5年間だ
けとなるため、技能試験に合格するなどして一定の条件を満たせば、再来日してさ
らに5年働ける資格を来春にも新設する予定。
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■健保組合2割「解散予備軍」
〇大企業の社員が入る健康保険組合の財政が悪化している。全国約1400組合の2
018年度予算によると、平均の保険料率は年収の約9.2%と11年連続で上が。2割強の300超は、国所管の協会けんぽの保険料率以上になり、存続の利点が少ない「解散予備軍」だ。高齢者の医療費を支える負担が重いのが原因。
健保組合が国所管に移れば、税金で支える対象者は増える。高齢者の医療支出
の抑制などで現役世代の負担に歯止めをかけることが課題になっている。
〇高齢者も医療費を支えるために健康保険組合の加入者以外への拠出金の負担
が年々重くなっている。
19年度は保険料収入(総額8兆1千億円)のうち4割超が拠出金に回る見通し
だ。この10年で1兆1千億円も増え、負担増を賄うため、各健保は保険料の引き
上げに迫られている。
〇中小企業の従業員らを対象にする協会けんぽの保険料率は、平均で10%で、
この水準を上回った場合、解散して協会けんぽに加入したほうが労使の保険料
負担は軽くなる。10%以上の健保組合はいつ解散してもおかしくない状態だ。実
際、50万人の加入者を抱える全国最大規模の人材派遣健保や、16万人の日
生協健保が解散の検討に入っている。
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■離婚年金分割多い誤解
〇離婚するときに将来の年金を分けられる年金分割。2016年度には前年より約20
00組多い約3万組はこの仕組みを活用した。まだ制度をよく知らない人や誤解をし
ている人が少なくないのも事実だ。
〇年金分割は「合意分割」と「3号分割」の2種類。共働きでも、会社員や公務員の妻
の専業主婦でも、結婚期間すべてを対象に、50%を上限に分割割合を決められる
のが合意分割。第3号が2008年4月以降の結婚期間は一律50%の分割が認め
られるのが3号分割だ。3号もそれ以前の結婚期間については合意分割で分割割
合を決めることになる。
〇年金分割とは保険料の納付記録を分け合って再計算することで、給付額そのもの
を分けるわけではない。
配偶者の分割後の金額を知るには、配偶者の請求が必要だ。とはいえ、妻の年金
がどれくらい増えるかの目安がわかるので財産分与などの参考となる。年金分割
の対象は厚生年金部分だけで、基礎年金や企業年金は分割制度の対象外だ。厚
生労働省の16年度統計では、増額される側の平均は月約3万2千円。ただ、配偶
者の年収が高いと5万円程度増える人も結構いる。
〇情報提供を受けたのちは分割割合について合意を探る。合意すれば請求手続き
に入るが、合意不能なら家庭裁判所の審判や調停調書などを申し立てる。審判な
どだけでは分割は受けられず、離婚後2年以内に年金事務所での請求手続きが必
須。審判や調停で分割割合が決まったのならそれを示す審判書や調停調書の謄
本などを提出する。この場合は1人だけで年金事務所に行けばいい。話し合いによ
る合意の場合は二人で年金事務所に出向き合意書を提出するのが原則である
が、弁護士に委任する方法もある。
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■私の好きな山・登山道(栃木県奥白根山)
〇日光白根山とも呼ばれる。日本百名山のひとつに数えられ、標高2578mである。
〇奥白根山は火山のため、頂上付近は凸凹が激しく、最高点が分かりずらいのは、
小火口が多いためである。
〇登山口は菅沼、金精峠、湯元温泉があり、菅沼登山口から登るのが最短で、6時
間程度で往復できる。
〇頂上からは360度の展望ができ、燧ケ岳、至仏山、赤城山、男体山が望めるが、
眼下には五色沼、弥陀が池も望める。
〇弥陀が池や五色沼周辺は高山植物が花畑になり、6から8月にかけて、シラネアオ
イ、マルバダケブキ、シャクナゲ、ゴゼンタチバナ等が咲き誇る。
〇白根山から湯元温泉に下る道も眺望に優れている。
〇奥白根山のHP:https://yamahack.com/1916
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私の好きな温泉(栃木県湯元温泉)
〇湯元温泉の歴史は古く、788年日光山輪王寺を建立した勝道上人が開設し、長く
親しまれてきた。
〇泉質は硫化水素型単純硫黄泉で中性~弱アルカリ性で乳白の肌触りがいい温泉
です。
〇源泉の色はエメラルドグリーンですが、空気にふれることで乳白色に変化する。
〇メタケイ酸が多く含み、美肌効果がある。効能としては、糖尿病、神経痛、慢性婦人
病に効き目がある。
〇湯元温泉は湯量が豊富なため、光徳温泉、中禅寺温泉まで配湯されている。
〇湯元温泉のHP:http://www.nikko-kankou.org/spot/17/
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