▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL154)▼▼平成30年8月15日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■最低賃金26円上昇
■賃金の伸び21年ぶりに高水準
■入国管理局,庁に昇格へ
■私の好きな山・登山道(岐阜県三俣蓮華岳)
■私の好きな温泉(岐阜県新穂高温泉「新穂高の湯」)
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■最低賃金26円上昇
〇厚労省の中央最低賃金審議会は、7月下旬に全国平均26円引き上げるよう答
申。都道府県をA~Dランクに分け、27から23円の目安額を示した。
〇2018年度の都道府県別の最低賃金の改定額が10日出そろった。時給800円以
上の都道府県は28となり、今よりも13増える。全国平均では26円増の874円と
なり、過去最大の引き上げ幅となる。今年は国の審議会が示した目安を上回る地
域が23件と前年と比べて大幅に増えた。
〇上振れが相次ぐ背景には深刻な人手不足がある。九州地方の労働者委員は「最
低賃金を引き上げなければ都市部や近県に労働者が流れてしまう。実際の時給は
最低賃金を大きく上回ることが多く、企業は賃金を引き上げる余力がまだまだあ
る」とみる。
〇18年6月の有効求人倍率は1.62倍と44年ぶりの高水準だ。16年6月に全都道
府県で1倍以上となり、全国的に人手不足は強まっている。景気回復で売り手市場
が一段と進めば、賃金が低い県に働き手は集まらず、産業の空洞化を起こす。総
務省の住民台帳に基づく17年の人口移動報告によれば、東京圏への転入超過数
は約12万人で、人口集中が一段と進む。一方、東京圏と福岡、愛知、大阪を除い
た40都道府県はいずれも転出超過だ。また、最低賃金の引き上げは中小企業を
中心に経営の重荷になっており、生産性を高める必要がある。
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■賃金の伸び21年ぶりに高水準
〇厚労省が発表した毎月勤労統計によると、名目賃金に当たる1人当たり現金給与
総額は44万8919円だった。
実質ベースでみても伸び率は2.8%増と、21年5カ月ぶりの伸びだった。内訳をみ
ると、基本給にあたる
所定内給与は5月に続き1.3%増えた。2ケ月続けて1.3%増えた。2ケ月続けて
1.3%以上の伸びとなる
のは、1997年6~7月以来。大企業だけでなく中小企業も20年ぶりの賃上げ率を
記録した。特に中小企業はベースアップ率が大企業を上回った。賞与も賃金押し
上げの要因で7.0%増加した。残業代iなど所定外給与は3.5%増えた。
〇基本給を含めて給与が伸びているが、消費の勢いは鈍いままだ。総務省が発表し
た6月の家計調査によると2人以上世帯の一世帯当たり消費支出は、26万7641
円だった。物価変動の影響を加味した実質で1.2%減少し、5ケ月連続で前年同
月を下回った。パック旅行費が国内、外国とも減少し、教養娯楽関連が8.2%減っ
た。葬儀関係費などの諸雑費も減少した。一方、エアコンや電子レンジなど家具家
事用品は、7.7%伸び、テレビも購入が増えた。家計の支出全体に占める割合が
最も大きい食料は0.2%増えた。総務省が同時に発表した全世帯の消費総額を
示す総消費動向指数は実質で前年同月を0.7%上回った。伸び率は0%台と低
空飛行が続く。
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■入国管理局,庁に格上げ
〇政府は2019年4月から外国人労働者の受け入れ拡大するのに合わせ、法務省
の入国管理局を外局の庁に格上げする方針だ。入国審査官らの定員を増やして
予算を重点配分し、入管業務の司令塔としてルールを定める権限を強化。将来的
な人口減対策にも備える。
〇外国人労働者の受け入れやインバウンドの急伸で業務量が飛躍的に拡大し「今の
体制ではとても間に合わない」との声がある。法務省によると、現在は入国審査官
が約3100人、警備官は約1400人いる。新たな在留資格の創設と政府が2030
年に年6000万人の目標を掲げる外国人観光客の増加も見据え、合わせて数百
人規模で増員する方向だ。
〇18年度の入国管理にかかる予算は535億円で増加傾向だ。庁への格上げによる
人員増や業務拡大で600億円規模に膨らむ可能性もある。入管行政の権限も強
化する。入国管理庁トップの長官は規則やその他の特別の命令を出す独自権限を
持ち、出入国管理のルールを柔軟に規定できるようになる。受け入れ拡大で業務
が煩雑になる中、細かなルールを必要に応じて見直しやすくする。
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■私の好きな山・登山道(岐阜県三俣蓮華岳)
〇標高2841mであるが、日本百名山に数えられる山ではない。
〇しかし、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳などの百名山に登るため必ず通過する山とし
てなじみが深い山である。
〇頂上からの展望も素晴らしく、北アルプス槍ヶ岳、奥穂高岳、大キレット、西穂高岳
は目の前に見えるうえ黒部五郎岳のカール、鷲羽岳、水晶岳の雄姿が目の前に広
がっている。
〇双六小屋から黒部五郎小屋および三俣小屋、雲の平小屋に行く通り道となる。
〇三俣蓮華岳のHP:https://www.redsugar.red/entry/mitsumatarengedake
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■私の好きな温泉(岐阜県新穂高温泉「新穂高の湯」)
〇新穂高温泉にある公共露天風呂。巨石で囲まれた直径約10mの湯船は蒲田川の
ほとりに作られた温泉です。
〇槍ヶ岳、笠ケ岳などの山々の大自然を眺めながら入浴することができます。
〇来たアルプスの大自然の中で味わう混浴露天風呂です。女性は水着で入浴してい
る方が多いです。
〇行く途中、橋の上から露天風呂の全貌が見えます。
〇泉質は単純温泉です。
〇「新穂高の湯」のHP: http://www.gensenkakenagashi.net/nishihonsyu/onsenlist/shinhodakanoyu.html
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
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