▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL163)▼▼
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目次
■訪日客3000万人突破
■外国人就労へ政府間協定、まずアジア8カ国と
■2019年度税制改正与党対抗が決まる
■私の好きな山・登山道(和歌山県・奈良県護摩壇山)
■私の好きな温泉(和歌山県田辺市龍神温泉)
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■訪日客3000万人突破
〇日本を訪れた外国人の数が12月18日、初めて3000万人を突破した。アジアを
中心とした旺盛な訪日需要に支えられ、5年で3倍に増えた。ただ政府が掲げる20
年に4千万人の目標を達成するには、航空便の拡大や宿泊施設の整備のほか、
日本で相次ぐ地震などの災害時に不安を和らげる対策が課題となる。
〇訪日客は18年の年間では、3100万人超になるとみられる。けん引役はアジア諸
国だ。特に、中国、韓国、台湾、香港の4カ国・地域で全体の7割を占める。最近は
タイやフィリピンなどアジア各国・地域からの訪日客も増えている。
〇20年に4千万人の訪日客を受け入れるための課題は多い。まずは主要な足とな
る空路の拡大だ。国内では訪日客の利用増を追い風に格安航空会社(LCC)の新
規就航が増えている。LCCの就航便数が19,20年と2割ずつ伸びていけば訪日
客が4210万人に達すると見込む。ただ、パイロットが足りなくなるおそれがある。
宿泊施設も足りない。20年に東京23区で3500室、地方でも札幌、名古屋、福岡
で7千室足りなくなるとしている。
〇地震や台風といった自然災害が多い日本列島。訪日外国人旅行者の誘客を進め
ていくには、災害時の対応も課題である。一つは災害時の外国人の混乱回避だ。
18年9月関西空港では、外国人に状況を伝えられず孤立した姿が目立った。ま
た、風評被害の払しょくも課題だ。地震と台風の影響で新千歳空港の乗降客数は9
月に前年対比で22%減少。外国人旅行者にとって、地震が起きるかどうかの心配
が37%と多く、安全性に向けた発信力が求められる。
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■外国人就労へ政府間協定、まずアジア8カ国と
〇政府は改正出入国管理法に基づき、2019年4月に新設する在留資格「特定技
能」を巡り、まずはベトナムやフィリピンなどアジア8カ国から外国人労働者を受け
入れる。19年3月までに情報共有などを定める2国間協定を結ぶ。来日した労働
者の銀行口座の開設を容易にするなど働き手の不安を緩和し、日本での生活にな
じむよう最大限の環境整備に取り組む。
〇19年4月の新制度開始時は8カ国のうち、ベトナム、中国、フィリピン、インドネシ
ア、タイ、ミヤンマー、カンボジアの7カ国が決まっており、残り1カ国は調整を続け
ている。専用の日本語試験を設けて、新たな労働者の受け入れを始める。技能実
習生で日本に在留している外国人は今年6月時点で約28万5千人。ベトナムが
一番多く、薬13万4千人を占め、新制度でも柱となる。現在、技能実習生は8カ国
以外でも新資格に移行する場合がある。
〇外国人労働者の受け入れでは、賃金の未払いなど劣悪な労働環境に陥ることもあ
るため、働き手が安心して暮らせる基盤を作ることが急務で、8カ国とは労働者の
権利保護を目的とした2国間協定を結ぶ。まず、外国人労働者がすべての金融機
関で口座を開設できるようにして、給与を管理しやすくする。政府は新資格での労
働者は日本人と同等以上の賃金水準をしはらうよう求めており、係争寺に国が適
正にしは割れているかチェックすることができるようにする。住宅を確保しやすくす
るため、外国人の入居を拒まない賃貸住宅の情報を提供する仕組みも作る。
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■2019年政府与党税制改正大綱決定
〇19年10月消費税増税に伴う反動減対策を重視し、車と住宅の減税措置を拡充し
た。消費税増税後の単年度ペースで車と住宅合わせて、1670億円の減税とな
る。社会、経済の変化に対応した税制の抜本改革は先送りされた。
〇日銀によると、消費税10%に引き上げた場合の家計の直接的な負担は5.6兆
円。ここから軽減税率1兆円と教育無償か1.4兆円など家計に還元される分を差
し引くと実質的中形負担増は2.2兆円になる。
〇自動車税は消費税増税後に新たに購入・登録した車を対象に年1000円から450
0円引き下げる。車の平均的な保有期間である13年目には総額1320億円の減
税となる。自動車取得時の負担も軽くする。購入した時に環境性能に応じて価格の
0~3%支払う燃費課税は19年10月から1年限定で1%減税し増税後の購入を
促す。税負担の軽減で一部車種は実質負担がなくなる。
〇住宅は消費税増税後から20年末までに契約して入居する物件を対象に住宅ロー
ン減税の適用期間を10年から13年に3年延長する。10年目までは年末の借入
残高の1%を所得税などから控除する仕組みのまま。
11年目以降は、一戸建て住宅やマンションの建物価格の2%分を3年かけて控除
する。
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■私の好きな山・登山道(和歌山県・奈良県護摩壇山)
〇和歌山県田辺市と奈良県吉野郡十津川村との県境にある山で、標高1372imで
紀伊山地に属する。
〇和歌山県で最高峰といわれてきたが、竜神岳が10m高く、最高峰を譲った。日本
3百名山に数えられる。
〇平維盛が落ち延びて、平家の命運を占うため、この地で護摩をたいたことからこの
山の名がつけられた。
〇高野竜神スカイライン(国道371号線)により山頂近くまで車で行けるが、冬季は常
時積雪があるため、チェーンが必要である。バス亭そばに駐車場があり、土産物屋
とともに、ごまさんスカイタワーがある。
頂上までは15分ほどでいくことができるので、登山希望のかたは竜神岳まで足を
延ばすことを勧めます。
〇高野山駅からバスで1時間10分ほどであるが、1日2往復のためバス利用のとき
は時間に注意。
〇護摩壇山のHP:https://koyo.walkerplus.com/detail/ar0730e12901/
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■私の好きな温泉(和歌山県田辺市龍神温泉)
〇美肌効果の高い泉質で、日本三大美人の湯(島根県湯の川温泉、群馬県川中温
泉)の一つに数えられる。
〇泉質は炭酸水素泉(ナトリウム)で、慢性皮膚病、神経痛、筋肉痛、慢性消化器病
に効能がある。
〇日高川に沿って旅館が並び、各旅館の露天風呂から渓流が眺めることができる。
外湯としては龍神温泉元湯もある。開湯は歴史が古く1300年前に弘法大師による
開湯の伝説がある。紀州藩初代藩主が上御殿、下御殿を作らせたが、当時は入浴
が実現せず、村民に与えられ、それぞれ旅館となった。
〇中里介山による時代小説「大菩薩峠」の主人公机龍之介が目をいやしたところとし
て取り上げられ、全国的に有名となった。
〇龍神温泉のHP:https://www.wakayama-kanko.or.jp/spa/ryujin.html
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