▼▼お茶の水アドバイザー通信(VOL182)▼▼
このメールマガジンは過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■企業年金、70歳まで加入
■社会保障負担全世帯で
■出生数90万人割れへ
■私の好きな山・登山道(宮城県蔵王山)
■私の好きな温泉(宮城県遠刈田温泉)
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■企業年金、70歳まで加入
〇厚生労働省は企業で働く人が加入できる企業型確定拠出年金について、今は60歳までとなっている
掛け金の拠出期間を70歳まで伸ばす方針だ。掛け金を長く積み立てられれば運用資産が増え、
退職後にもらう年金も増えやすくなる。公的年金に上積みとなる企業年金を充実し、老後の備えを
後押しする。
〇社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の専門部会で近く案を示す。2020年の通常国会に改正法案
を提出し、早期の実現を目指す。税制上の扱いは財務省や与党と調整を進める。
〇企業型確定拠出年金は企業が掛け金を出し、従業員が定期預金や投資信託などの運用先を選ぶ。運用
がうまくいけば将来ももらえる年金額が増える。加入者は18年度末688万人に上る。企業の拠出
分に従業員が一定額を上乗せできる仕組みもある。厚労省は掛け金を出す期間を現行より10年延ば
す方針だ。企業は70歳までの間で自由に設定できる。年金を受け取り始める年齢も引き上げる。今
は60歳から70歳までの間で受給開始時期を選ぶが、70歳以降も受け取りができるようにする。
〇確定拠出年金は税優遇も大きい。企業型の掛け金は最大で年66万円。企業が拠出する掛け金は、全
額、損金算入できる。運用商品である定期預金、投資信託などの利息や値上がり益は非課税だ。年金
を受け取る際も退職所得控除などの対象となる。制度改正で70歳まで加入できるようになれば、最
大で660万円追加拠出できるようになる。厚労省は個人型の確定拠出年金(イデコ)の加入期間も
現行の60歳から65歳まで伸ばす方針だ。
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■社会保障負担、全世代で
〇10月1日から消費税率が8%から10%に上がる。今回の増税により、高齢化で増える社会補修
の費用を社会全体で負担する改革が一歩前進する。ただ、米中摩擦で世界経済が変調してきた局面
での年4.6兆円の国民負担の増加は、緩やかな回復を続けてきた日本経済の地力が試される
試練となる。
〇警戒するのは14年増税時のトラウマがあるからだ。個人消費が落ち込み、国内総生産(GDP)
は09年度以来のマイナス成長に陥った。消費は年300兆円まで増えてきたものの、13年度の
水準(301兆円)には戻りきっていない。こうした教訓から政府は今回の増税で2.3兆円規模の
手厚い 対策をとった。特に10月以降の購入者を対象とした住宅ローン減税や自動車税の減税は駆
け込み購入を小幅に抑えた。中小店舗で買った商品をキャシュレス決済した消費者に原則5%をポイ
ントで還元する制度も消費しを下支えする可能性がある。
〇ただポイント還元は来年6月抹の事業終了後の反動も懸念される。今回の税収増は社会保障費の財源
に回る。高齢化で増える年金、医療などの費用はこれまで現役世代の保険料負担増や国の借金でまか
なってきた。消費税10%は、高齢者も含む全世代で痛みを分かち合う構造改革の意味がある。
〇子育ても、増税財源の一部で10月から幼児教育・保育の無償化が始まると、保育所の利用を希望す
る人も増えそうだ。消費税10%時代の日本経済に必要なのは内需を厚くする改革だ。1%しかない
潜在成長力を底上げする規制改革に加え、聖域なき改革で社会保障制度の持続力を高めることが必要
となる。
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■出生数90万人割れへ
〇日本の出生数が急減している。1~7月は前年同期に比べて5.9%減り、30年ぶりの減少ベース
となった。団塊ジュニア世代が40台後半となり、出生期の女性が減ったことが大きい。2016年
に100万人を下回ってからわずか3年で、19年は90万人を割る可能性が高い。政府の想定を
超える少子化は社会保障制度や経済成長に影を落とす。
〇18年10月1日の人口推計によると、日本人の女性は40歳代の907万人に対し、30代は
23%少ない696万人、20歳代は36%少ない578万人。出産期の女性が大きく減っている。
一人の女性が生涯に産む子供の数に当たる合計特殊出生率は18年に1.42と3年続けて下がっ
た。政府はこの「希望出生率1.8」を25年度に実現することを目標に、保育所の整備や育休の
推進などに取り組んできたが、効果は十分でない。出生率が上がらなければ、出生減に歯止めがか
からない。
〇出生数を回復するためには、若い女性が出産しやすい環境づくりが課題だ。日本の出生率を年代別
にみると、30代後半については、1.7から1.9台と高いフランスやスェーデンとも差はないの
で、各国を大きく下回る20歳代の出生率の回復が課題だ。夫による子育て参加拡大を認める企業文
化の定着を含め、少子化対策を変えていく必要がある。
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■私の好きな山・登山道(宮城県蔵王山)
〇日本百名山の一つですが、蔵王エコーラインや蔵王ロープウェイにより手軽に登れる山です。
〇最高峰は熊野岳の標高1840.5mですが、蔵王エコーラインの駐車場から登れる苅田岳の標高
は1758mです。
〇蔵王ロープウェイで厳冬期に見る樹氷も有名ですが、紅葉期の苅田岳から望むお釜も紅葉で彩られ
人気があります。また、蔵王温泉から熊野岳の北側に位置する地蔵山にむけたロープウェイから見る紅葉
も素晴らしいです。樹氷高原駅からいろは沼を経由して熊野岳やお釜を望むのも素晴らしいです。駅
から2時間程度で往復できます。
〇蔵王山は宮城県における紅葉スポットです。
〇蔵王山のHP:https://sp.jorudan.co.jp/leaf/spot_54956.html
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■私の好きな温泉(宮城県遠刈田温泉)
〇昔は「湯刈田」とも言われた遠刈田温泉は、蔵王山系の標高330mの高原にあり、信仰登山の基地
や湯治場として知られてきた。
〇こけしの産地としても知られている。
〇蔵王連峰をはさんで反対側には蔵王温泉があるが、泉質は異なる。
〇泉質は、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉で、神経痛、リウマチ、婦人病、慢性皮膚病に
効能があります。
〇遠刈田温泉のHP:https://www.yukoyuko.net/onsen/0098
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店 江川 明豁
電話:03?6206?0580、Fax:03?6206?0581
E?mail: akihiro-egawa@oasis.ocn.ne.jp URL:http://www.egawa-houmu.com
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