▼▼お茶の水アドバイザー通信(VOL188)▼▼令和2年1月15日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■副業、労災認定しやすく
■イドコも75歳から可能
■出生数最少86.4万人
■私の好きな山・登山道(兵庫県須磨アルプス)
■私の好きな温泉(兵庫県須磨温泉)
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■副業、労災認定しやすく
〇厚生労働省は兼業や副業を手掛ける人が勤務中の事故などで働けなくなった場合に、本業の賃金と通
算して労災保険を給付する仕組みを整える。今は事故の起きた勤務先の賃金分しか保証していない。
長時間労働を原因にした労災の認定基準も複数の職場の労働時間を合算する仕組みに改める。
働き方が多様化する中。労災認定しやすくし、雇用のセーフティネットを強化する。
〇厚労省は23日開いた労働政策審議会の部会で労災保険制度の見直し案を示し、了承された。2020
年の通常国会に改正法案の提出を目指す。労災保険は企業が保険料を負担する。現在の仕組みでは、
例えば月収20万円のA社と同15万円のB社を掛け持ちし、B社の仕事中に事故にあって休業した場
合、B社の15万円分のみを前提に給付額を算出する。制度改正後は月収35万円が基準となるため、
副業をする人への補償が手厚くなる。通勤災害の場合も同じように賃金を合算して給付額を決める。
〇長時間労働を原因とする労災の認定基準についても、複数の勤め先の労働時間を合算する仕組みに変
える。労災の認定基準は発症前1カ月の残業時間100時間をこえているかどうかだ。例えばA社で週
40時間、B社で同25時間働いている場合、A社での勤務時間は法定労働時間の範囲だが、B社で働
く時間を考慮すれば、実質的な1カ月当たりの残業時間は100時間になる。ただ、今は労災に認定
するか どうかは就業先の業務負荷ごとに判断する。労働時間を合算するように変われば労災として
認定しやすくなる。雇用のセーフティネットは労災と雇用保険がある。雇用保険については65歳以
上に限り、複数企業で働いた場合に労働時間を合算する制度を試験導入する。失業給付でモラルハ
ザードが起きないかなどを検証して、制度導入の是非を判断する。
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■イデコも75歳から可能
〇厚生労働省が検討してきた私的年金制度の改革案が12月23日分かった。確定拠出年金の受給開始
年齢は個人型(イデコ)、企業型ともに60~70歳の間で選べるが、これを60~75歳に広げ
る。イデコはすべての会社員が入れるようにするほか。加入できる年齢も伸ばす。税制優遇を受けて
より長く運用できるようにして、資産形成を後押しする。2020年の通常国会に改正法案を提出
し、早期の実現を目指す。
〇確定拠出年金は、運用する商品を自分で選ぶ私的年金の一つ。会社が掛け金や手数料を支払う企業型
と、加入者が自ら積み立てるイデコがある。税制優遇が得られるのが特徴。掛け金は非課税の上、利
息や運用益にも税金がかからない。年金を受け取る際も退職控除や公的年金控除などの対象となる。
受け取りの前や最中に死亡しても遺族が一時金の形で受け取ることができる。厚労省は60~70歳
となっている公的年金の受け取り開始年齢を65~75歳に広げる方針で確定拠出年金も同様にす
将来の給付額があらかじめ決まっている確定給付企業年金も原則60~65歳から60~70歳に
広げる。
〇イデコで60歳未満、企業型で65歳未満となっている加入可能年齢もそれぞれ65歳未満、70歳
未満に伸ばす。加入を終えてから年金を受け取り始めるまでの期間は新たに掛け金を拠出することは
できないが、その間の運用益は非課税になる。イデコの加入要件も見直す。すべての会社員が希望す
れば入れるように基準を緩める。今は勤め先に企業型があると労使で合意を結ぶ必要があるが、こう
した手続きを踏まなくても併用できるようにする。
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■出生数最少86.4万人
〇厚生労働省が12月24日発表した2019年の人口動態統計の年間出生数は86万4千人となっ
た。前年比5.92%減と急減し、1889年統計開始以来初めて90万人を下回った。出生数が
死亡数を下回る人口の「自然減」も51万2千人と初めて50万人を超え、少子化・人口減が加速
している。
〇少子化は社会保障の支え手の減少に直結するほか、潜在成長率の低迷を招く恐れがある。人口減が
予想よりも早く進む事態への備えが求められる。総務省によると2019年7月時点で25~39歳
の出産期の女性は969万人で、前年より21万人減った。1971年から74年生まれの団塊ジュニ
アが45歳以上になるなど、複数の要因が重なって出生数の急減を招いた可能性がある。
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■私の好きな山・登山道(兵庫県須磨アルプス)
〇六甲山縦走コースの一部となっている「須磨アルプス」は、山陽電鉄「須磨浦公園」駅を基点に
鉢伏山、旗振山、鉄拐山、栂尾山、横尾山を経て、この縦走路のクライマックスである「馬の背」を
通って、須磨名水の森にでるコースで全行程3時間半程度です。
〇総距離は6.6kmほどで、一番高い横尾山が標高312.1mなので高度を楽しむことは限定さ
れます。
〇明石海峡大橋や神戸や須磨浦公園を望む眺望は素晴らしいです。また馬の背は花崗岩のザレ場となっ
ており、道の両端が切れ落ちた個所もあり、岩稜帯を歩く気分も味わえます。
〇鉄拐山からはいったん下って、高倉台団地に出て、再度400段ほどの階段を上って栂尾山の登る箇
所もこのコースの注目ポイントです。
〇須磨アルプスのHP:https://takashi-kawaguchi.com/mt-rokko-sumaalps-hiking/
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■私の好きな温泉(兵庫県須磨温泉)
〇須磨温泉の日帰り温泉施設が7か所あります。また温泉宿もあります
〇泉質は単純泉または塩化物泉です。
〇須磨温泉のHP:https://www.jalan.net/ranking/onsen/SML_280214.html
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
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