▼▼お茶の水アドバイザー通信(VOL190)▼▼令和2年2月14日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■70歳までの就業機会確保
■大病院入院料5200円加算
■特養待機29万人高止まり
■私の好きな山・登山道(神奈川県幕山)
■私の好きな温泉(神奈川県湯河原みやかみの湯)
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■70歳まで就業機会確保
〇高齢者が働くことを後押しする環境づくりが進む。厚生労働省は60~64歳で満額の年金を受け取る
人を増やす制度改正を2022年4月に実施する方針だ。4日には70歳までの就業機会の確保を企業の
努力義務とする法改正案も閣議決定された。人口減で人手不足が広がる中、意欲のある高齢者の就労を
促す。
〇働いて収入があるシニアには「在職老齢年金」という年金を我慢してもらう仕組みがある。現在は
賃金と年金の合計額が月28万円を超えると年金が減る。22年4月からはこの基準を月47万円に挙げ
る。厚生年金の受給開始を65歳に挙げる時期に差があるため、対象者は男女で異なる。男性は1957
年4月2日~61年4月生まれ(58~62歳)、女性は57年4月2日~66年4月1日生まれ(53歳
から62歳)で将来の年金が増える可能性がある。在職老齢年金は働いて一定の収入がある人の年金を
減らし、その分を将来世代へ回す仕組みだ。賃金がある程度増えても年金がへらないようにしてシニア
の就労を後押しする。一方、年金支給額は約3千億円増えその分は将来世代の年金が減る。
〇政府は70歳までの就労機会の確保を求める法改正案を4日に閣議決定した。70歳雇用は「フリーラ
ンス契約への資金提供」や「起業支援」などを選択枝として認め、企業に過剰な負担にならないよう
配慮した。
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■大病院入院料5200円加算
〇厚生労働省は、2月7日、医療サービスの公定価格である診療報酬について、4月に改定する内容を
まとめた。勤務医の負担軽減が柱で、救急車の受け入れ台数が多い大病院の入院料に5200円を上乗せ
する。病院が職員を増やして医師の働き方改革を進めるための原資となる。紹介状のない軽症患者に
よる大病院の受診を減らす対策を強化し、医療の質を高める。
〇2020年度は診療報酬の2年に一度の改定年度。20年度予算案の編成過程で、薬の公定価格(薬価)
を引き下げて医療費全体の1.01%分を抑制する。一方、医師らの技術料や人件費は、0.55%分
を増やす。この財源の中で各医療サービスの料金を調整した。
〇医療体制を守りながら負担を軽減するには医療従事者を新たに雇う必要がある。この原資として救急
車の受け入れ件数が年2000件以上の大病院の入院料に5200円上乗せする。対象は900病院で年
350億円程度になる。5200円のうち、患者負担は1から3割を負担する。ただ公的医療保険に
は月の患者負担に上限を定める「高額療養費制度」がある。この場合は5200円が上乗せされても患者
の負担増はわずかにとどまる予定。
〇紹介状のない患者が大病院を外来受診する際に初診で5000円以上、再診で2500円以上の追加負担を
義務付ける病院も増やす。重症向けの入院医療では高額な入院基本料をとりにくくする。この他、妊
婦が医療機関で診療を受けると自己負担が上乗せされる「妊婦加算」は廃止する。
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特養待機29万人高止まり
〇介護政策の機能不全が一段と鮮明になってきた。特別養護老人ホーム(特養)に入居できない要介護
度の高い高齢者が30万人近くで高止まりし、比較的元気なシニア層が対象の「サービス付高齢者住宅
(サ高住)への流入が続いている。一方、国土交通省が調査した結果では自律型のサ高住のうち8割
近くの事業者は終末期のケアに対応できない。制度間の連携が働かず、介護ニーズと受け皿のミス
マッチが広がっている。
〇サ高住は安否確認のサービスや生活相談を提供する民営の賃貸住宅。2011年、高齢者住まい法改正
により登場した。補助金や税制優遇の後押しを受けて19年末の時点で約25万戸まで増えた。しか
し、当初の想定とのズレが広がっている。背景にあるのは要介護者数の増加と受け皿の不足だ。18年
3月末時点で要介護認定者は641万人と、サ高住開始時から110万人ふえた。ほぼ同時期の特養利用
者は10万人増えただけ。19年4月時点で特養の入居待機者は約29万人にのぼる。行き場のない高齢
者の一部は有料老人ホームほど費用がかからないサ校住に流入している。
〇本来は特養を中心に受け入れるはずの要介護度3以上の人も、サ校住の入居者の3割に達している。
長い高齢期に生じるニーズをどう満たすのかというサービス改革の視点が欠かせない状況にある。
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私の好きな山・登山道(神奈川県幕山)
〇春を告げる梅の名所として有名で、2月から3月にかけて湯河原梅林として花見が楽しめます。
〇幕山は標高626mの低山であるが、南側の山腹一体が梅林となっており、4000本以上の梅が咲き誇る
様は圧巻です。
〇見ごろは2月中旬から3月上旬です。登山口から1時間ほどで幕山頂上に達し、一体は広い草原とな
っており、箱根の山々や真鶴崎が望めます。
〇幕山のHP:https://www.town.yugawara.kanagawa.jp/kankou/event/ume-top.html
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■私の好きな温泉(神奈川県湯河原みやかみの湯)
〇湯河原千歳川のほとりにあり、奥湯河原から湧き出した源泉をそのままに源泉かけ流しの露店風呂を
楽しめます。
〇2019年1月にオープンした日帰り温泉施設です。JR湯河原駅から徒歩17分です。
〇湯河原初の泉質炭酸温泉で、関節痛や美肌効果があります。
〇営業時間は7時から23時までで、両機は1500円で、小学生以下の利用はできません。
〇みやかみの湯のHP:https://www.yugawara.or.jp/sightseeing/357/
なお、このメールマガジン解除希望の方は当事務所までご一報ください。
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
電話:03?6206?0580、Fax:03?6206?0581
E?mail: akihiro-egawa@oasis.ocn.ne.jp URL:http://www.egawa-houmu.com
建設・不動産・運輸業許可手続、後見人受託・事業承継、在留資格・外国人労働者、助成金申請、労働・社会保険手続メンタルヘルス
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