▼▼お茶の水アドバイザー通信（VOL200)▼▼令和２年７月１５日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
また、今号で２００号の記念すべき帆を迎えましたが、ひとえに皆様のご支援の賜物と感謝申し上げます。
目次
■イデコ上限月2万円に
■国民年金納付率６９．３％
■会社登記電子申請簡素に
■私の好きな山・登山道（青森県八甲田山）
■私の好きな温泉(青森県酸ヶ湯温泉）
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■イデコ上限月２万円に
〇確定給付企業年金（DB)に入る会社員が最大月２万円まで個人型確定拠出年金（イデコ）に拠出できるようになる見通しだ。最大で月１万２千円しか積み立てることができなかったのを厚生労働省が改める検討に入った。少子高齢化で公的年金が先細る中、私的年金による老後に向けた資産形成を後押しする。
〇イデコは加入者自ら投資信託などで運用する私的年金のひとつ。掛け金が所得控除の対象になるほか、運用益が非課税になる利点がある。５月末に年金改革法が成立し、２０２２年１０月からはすべての会社員がイデコに加入できるようになる。
〇現状では厚生年金の上乗せ部分に当たるDBを導入していない会社で働く人は月２万３千円まで、自営業の人は月６万８千円までイデコに拠出できる。一方、DBを導入する企業の従業員は月１万２千円までしか拠出できない。厚労省はイデコなどの確定拠出年金とDBで最大、月５万５千円まで積み立てら
れるよう制度を改める方針だ。DBの拠出額が月３万５千円に満たない場合、イドコの拠出枠を現状の月１万２千円から月２万円まで引き上げられるようにする。
〇DBの加入者は１９年３月末時点で９４０万人に達している。限度額が上がれば約１６０万人にとどまるイデコの加入者に弾みがつく可能性がある。投資信託などを通した株式への資金流入が増えそうだ。与党や財務省とも調整したうえで関連制度を見直しし、２２年度以降に実施する。
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■国民年金納付率６９．３％
〇厚生労働省は、６月２９日、自営業者らが入る国民年金の２０１９年度の保険料納付率が６９．３%だったと発表した。８年連続で改善した。低所得などで保険料を免除・猶予されている人も含めて算出した実質的な納付率は、４０．７%。満額の年金を受け取れないなど高齢期の貧困が課題となる。
〇国民年金は自営業者やフリーターらが加入する。１９年度末の加入者数は１４５３万人で、１年前より１８万人減った。適用拡大を進める厚生年金への移行が増えていることなどから国民年金の加入者は減少傾向にある。加入者のうち、保険料を払っている納付者は７４６万人で全体の５割。低所得者や学生など保険料を免除・猶予している人は一部免除も含めて約４割の６２４万人、未納は約1割の125万人だ。
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■会社登記電子申請簡素に
〇政府は7月中旬に規制改革の実施計画を閣議決定する。答申案は新型コロナの影響で普及が進むテレワークの障害となる行政手続きや観光の見直しに力点を置いた。
〇商業登記のオンライン申請は利用率が2018年で１％に満たない。法務局に申請する本人や代理人の電子証明書の発行が必要で作業に手間がかかるのが一因だ。書類に不備があったときの補正作業も負担になる。規制改革会議はIDやパスワードを作成すれば電子証明書を使わなくても申請できる仕組み
を提案する。20年中に結論を出すよう求める。簡素化で利用率を25%以上に高めるのを目指す。
〇保育所の入所時に必要な地方自治体への手続きをデジタルで完結できるようにする。22年度の完全デジタル化を目指して年内に工程表を作成するよう提言する。新型コロナの感染収束までの時限措置として4月に初診が解禁されたオンライン診療の恒久化を求める声が多いが、答申案は「拡充に向けてフォローアップする」との指摘にとどまる。
〇ほかに。国や自治体への入札や契約に関する書類や時間などの手続きにかかるコストを2割以上削減するよう関係省庁に求める。金融機関の口座開設や融資の申し込みなどで押印の削減や書面のデジタル化を提案する。
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■私の好きな山・登山道（青森県八甲田山）
〇酸ヶ湯温泉で入浴を楽しみ、かつ八甲田山登山を楽しめます。八甲田ロープウェイを利用して八甲田山の最高峰大岳を迂回するコースと酸ヶ湯温泉を基点に大岳を目指すコースがあります。
〇八甲田山は日本百名山のひとつに数えられ、最高峰の大岳の標高は１５８４ｍです。ロープウェイの山頂公園駅の標高は１３００ｍ、大岳との標高差２８４ｍなので、トレッキングにぴったりです。
〇酸ヶ湯温泉から大岳を目指し、毛無岱（広大な湿原）を経由して温泉の戻っても4時間程度です。
〇八甲田山は紅葉の時期がTVで取り上げられるほど素晴らしいですが混雑が予想されます。
〇毛無岱の湿原は一見の価値がありますが、勾配もあるので登山の準備が必要です。
〇八甲田山のHP:https://bluesky.rash.jp/blog/hiking/hakkoudasan.html
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■私の好きな温泉（青森県酸ヶ湯温泉）
〇海抜９００ｍ余の高さにあり、紫外線やアレルゲンの少ない空気と高地気候の作用が相まって、３廻
り、１０日で万病に効果が表れるといわれています。上手な温泉入浴は血行を促し体温を上げるとともに免疫力を高め細胞を活性化させるとされています。
〇５つの源泉の泉質は、すべて酸性・含硫黄泉であり、療養に適した温泉として効能があり、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、糖尿病、高血圧症にききめがあります。
〇酸ヶ湯温泉といえば千人風呂、総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」は初めて見るものを驚かせます。
