▼▼お茶の水アドバイザー通信(VOl206)▼▼令和2年10月15日
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■マイナンバー、口座と連動
■政府、労働移動支援に軸足
■書面・対面撤廃へ工程表
■私の好きな山・登山道(長野県空木岳)
■私の好きな温泉(長野県早太郎温泉)
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■マイナンバー、口座と連動
〇政府は来年にも個人のマイナンバーと預金口座を連動させる。個人向けの給付手続きなどをマイナンバーカードだけでできるようにする。義務付けはせず選択制にする見通し。菅首相が掲げる行政デジタ
ル化の切り札と位置付け、来年1月招集の通常国会で法整備を目指す。
〇新型コロナウイルス渦では政府が国民の生活を支援するため、1人当たり10万円の現金給付を決めた。
地方自治体が振込先となる金融機関の口座番号の確認に追われ、給付に時間がかかった。この時の反省を踏まえ、マイナンバーと口座番号を連動させる法整備を急ぐことにした。国や地方からの給付だけで
なく、幅広い金融サービスに使える案も将来的に検討する。例えば大規模な災害が発生して預金通帳やキャッシュカードを紛失した場合に迅速に本人がお金をひきだせるようにする案などが浮上している。
〇口座との連動は義務化せず、個人が選択できるようにする方向だ。健康保険証や運転免許証など他の資格とマイナンバ―の連動も進める。カードなしでもスマートフォンで本人確認ができる仕組みも検討する。行政のデジタル化勧告ではコロナ渦でスマホから政府や自治体に支援を申請することができた。
韓国では住民登録番号と社会保障、納税が連動し、携帯電話番号ともむすびついている。 デンマークやエストニアでは国民それぞれに振った番号と口座が連動している。日本政府がマイナンバ―を口座などと連動させていく場合は、万全な安全対策と国民の理解が必要になる。
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■政府、労働移動支援に軸足
〇雇用政策の軸足が、これまで働いてきた企業での雇用維持から、人手不足の産業への移動支援に移り始める。政府は2021年1月から雇用調整助成金の特例措置を段階的に縮小するのに合わせ、業種を超え
た出向や新たなスキルの習得を後押しししていく。「失業なき労働移動」に成功するかどうかが経済回復のカギを握る。
〇新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の収縮で、企業が内部に抱える休業者は一時600万人近くに膨らんだ。政府は従業員に休業手当を支払う企業を支援する雇用調整助成金の特例措置で雇用維持
を図ってきたが、人手不足の産業への労働力移動を妨げるとの指摘も出ていた。
このため、厚生労働省は25日に決めた21年度予算の概算要求に労働力移動を支援するメニュ―を盛り込んだ。国と都道府県の職業能力開発施設や、NPOが運営する教育訓練機関の教育費用を負担する。職を一時的に失った人が無料で職業スキルを学び、すぐに再就職できるようにあと押しする。要求額は900億円超とし、政府が予算案を決める年末の段階で積み増すことができるようにした。
〇そのほか、企業間の出向・移籍のマッチングに44億円、企業の業種・職種転換を促す都道府県への支援に68億円の予算を見込む。雇用調整助成金による支援を急速に縮小すれば失業率の急上昇や社会不安を招く恐れもある。厚労省は雇用情勢や労働力移動の状況を見ながら慎重に進める考えだ。
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■書面・対面撤廃へ工程表
〇政府は行政手続きや民間で書面や対面での対応を義務付けている規制に関し、デジタル化で代替できる物から撤廃する検討に入った。工程表を作り、①押印廃止②書面・対面の撤廃③常駐・専任義務の撤廃
④税・保険料払いのデジタル化の4段階で取り組む。
〇政府の規制改革推進会議で議論を始める。官民双方のデジタル化の足かせとなってきた長年の規制にメスを入れ、生産性の向上と経済活性化を目指す。第一段階の押印は全省庁で廃止に向けた準備が進む。行政サービスの9割超で廃止の目途が立っており、給与所得者の扶養控除などで順次、押印をなくしていく。
〇第二段階の書面・対面原則を巡り、民間事業者に課す規制を盛り込んだ法律に宅建業法がある。不動産売買の際、重要事項証明書と呼ばれる書類を書面で示し、説明することに代えて、説明書の電子文書で
の交付を容認すればオンライン取引ができる。旅館業法が義務付ける宿泊者名簿への記入も電子化すれば対面の受付はいらない。
〇第3段階の常駐義務などは産業医や調剤薬局の形態にかかわる。普及が進む電子マネ―や決済アプリの活用は第4段階にあたる。税金や社会保険料支払いのキャッシュレス化を後押しし、利便性を高める。しかし、業界と結びつきが深い自民党に業界は規制の維持を働きかけてきた経緯があり、難しい調整となる。
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■私の好きな山・登山道(長野県空木岳)
〇空木岳から木曽駒ケ岳に縦走する方も多いですが、日帰りで空木岳登山することもできます。
〇日帰り登山ですと、11時間程度要するため、体力に自信のない方は頂上直下の避難小屋に宿泊する方法もあります。
〇標高は2864mで、日本百名山の一つに数えられています。
〇池山尾根コースには大地獄、小地獄という危険地帯がありますが、身構えるほど危険な箇所ではないです。
〇頂上小屋の手前に花崗岩でできた一枚岩の駒石という人気スポットがあります。花崗岩と緑のコントラストが素晴らしいです。また、秋は紅葉がすばらしく紅葉目当ての登山客も多いです。
〇空木岳のHP:https://yamahack.com/2234
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■私の好きな温泉(長野県早太郎早温泉)
〇今から約700年前、駒ケ根高原の名刹光前寺に飼われていた「霊犬早太郎}が、遠州見付神社において怪物を退治し人々を救ったという伝説にあやかって「早太郎温泉」と名付けられた。
〇日帰り温泉「こまくさの湯」の露天風呂からは中央アルプスを望むことができます。
〇泉質はアルカリ性単純泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復などに効能があります。
〇木曽駒ロープウェイに近く、宿泊施設もあります。
〇早太郎温泉のHP:https://hayataro.org/
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
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