▼▼お茶の水アドバイザ通信(VOL223)▼▼令和3年6月30日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■労災脳・心疾患で労災認定基準緩和
■金融人材,永住しやすく
■2020年国勢調査
■私の好きな山・登山道(山形・福島県西吾妻山)
■私の好きな温泉(山形県白布温泉)
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■労災脳・心疾患で労災認定基準緩和
〇厚生労働省は22日、脳・心疾患に対する労災認定の報告書案をまとめた。残業時間が「過労死ライン」とされる月80時間に達しない場合でも、休憩時間や心理的負荷などを含めて総合的に労災に当たるかを判断するように求める。同省が2001年に通達した基準を20年ぶりに見直し、労災を認定しやすい環境を整える。
〇同省の「脳・心臓疾患の労災認定基準に関する専門検討会」に提示した。7月にも開く次回の検討会でまとめる。過労死ラインは、残業時間が(1)病気の発症直前1カ月に100時間、(2)発症前2~6カ月間の月平均が80時間とされている。新たな評価方法では、これらに近い水準の残業をしていて、労働時間以外の負荷が認められる場合は「業務と病気の発症との関連性が強いと評価できる」と判断する。従来の基準
でも「就労太陽の諸要因も含めて総合的に評価されるべき」と定めていたが、残業時間のみで判断されやすいとの指摘があった。
〇19年度に脳・心臓疾患で労災認定された事例のうち残業時間が80時時間未満だったのは全体の約1割の23件にとどまった。これまで「精神的緊張」と方言していたところを「心理的負荷」に変更し、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントを明記した。労災認定を検討していても会社側から残業時間が基準に達していないと説明を受けてあきらめるケースがこれまであった。見直し後は、残業時間にばかり着
目した判断を企業がとりにくくする。遺族からの申し出が積極的になり、認定件数が増える可能性がある。
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■金融人材、永住しやすく
〇政府は海外の金融人材を呼び込むため外国人への優遇措置を拡大する。ファンドマネージャーら経営者らを対象に在留資格の取得後に短時間で永住しやすくする特例を作る。新型コロナウイルス終息後見据え、国際金融都市の実現に向けた環境整備を急ぐ。
〇今夏に省令や告示を改正し年内に施行する。ファンドなど第2種金融商品取引業や、投資顧問会社といった投資助言・代理業、投資運用業の従事者を対象にする。政府は日本で就労を望む外国人のうち専門能力を持つ人を高度人材に認定し、永住資格に優遇措置を設けている。学歴、年収や年齢などに応じて付与して一定数に達したら高度人材を認める仕組みだ。70ポイント以上で高度人材と認定され、在留3年で永住許可を申請できる。80ポイントに達するとさらに1年に短縮される。
〇今回の特例では対象の金融業に従事する場合は10ポイントが得られるようにする。大学卒で年収が1000万円以上、職歴が5から6年で合計60ポイントある人なら、特例を適用すれば70ポイントに到達して高度人材に適用される。資格の変更も円滑にする。短期滞在の資格で済む外国人が長期滞在を希望した場合、対象の金融人材であればいったん帰国しなくても経営や高度人材としての在留資格を取得できるようにする。
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■2020年国勢調査
〇総人口(外国人を含む)は、20年10月1日時点で1億2622万6568人と、15年の前回調査に比べて0.7%減(86万8177人)減った。前回調査に続き2回連続の人口減となった。47都道府県のうち増加を維持したのは東京圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)と愛知、滋賀、大阪、福岡、沖縄の9都府県にとどまった。人口が減った38道府県のうち、減少率がもっとも大きかったのが秋田で6.2%だった。
〇減少数が最多だったのは北海道の約15万人だった。福島、茨木、群馬、山梨、長野を除く33度府県は前回調査からマイナス幅が拡大した。全国1718自治体の8割超で人口が減った。5%以上減った自治体が5割を超す。減少数のトップは北九州市(2万1644人)、新潟市、長崎市が続くなど地方の政令都市や県庁所在地の衰退が目立つ。
〇人口減に歯止めをかけた象徴的なのが5年前に比べて人口が14.7%増えたのが千葉県流山市だ。流山市では駅前で児童を預かり、保育所までバスで送迎する行政サービスなどで先駆けてきた。千葉県松戸市も人口が3.1%増えた。駅前や駅中で保育ニーズの高い0から2歳児対象の保育所を整備し、待機児童は21年4月現在で6年連続0だ。
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■私の好きな山・登山道(山形・福島県西吾妻山)
〇標高は2035mですが、山形県からは天元台ロープウェイとリフトを利用でき、福島県側からはゴンドラリフトを利用できるので手軽に登れる百名山です。
〇山形側からリフト終点である北望台から往復3時間程度です。福島県側ノゴンドラ終点からの往復は5時間程度です。
〇梵天岩のには池塘が点在し、夏には、チングルマやワタスゲの群落がみられます。
また、梵天岩からは磐梯山や安達太良山が望めます。西吾妻山山頂は樹林に遮られ展望は期待できません。
〇西吾妻山はオオシラビソの原生林と高層湿原のお花畑が豊富な山です。
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■私の好きな温泉(山形県白府温泉)
〇西吾妻山の登山口に位置する温泉です。米沢駅からバスで40分ほどの行程です。
〇鎌倉期に開湯した歴史ある温泉で、かやぶき屋根の秘湯温泉です。
〇泉質は含硫黄・カルシウム―硫酸塩温泉で、神経痛、動脈硬化症、慢性皮膚病、万歳胃腸病などに
効能があります。日帰りでも入浴ができます。
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
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