▼▼お茶の水アドバイザ―通信(VOL255)▼▼令和4年10月31日号
このメールマガジンは過去に名刺交換させていただいた方におくらせていただいています。
目次
■雇調金特例1月末終了
■高所得高齢者保険料上げ検討
■マイナ保険証、24年秋移行
■私の好きな山・登山道(秋田、岩手、宮城県栗駒山)
■私の好きな温泉(岩手県須川高原温泉)
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■雇調金特例1月末終了
〇政府は新型コロナウイルス渦で支給限度額を引き上げた特例措置を2023年1月末に終える調整に入っ
た。危機対応の雇用維持策は転換点を迎える。今後は人材の成長分野への移動やリスキリング(学び直
し)に政策の重点を移す。
〇特例廃止の方針は月内にまとめる総合経済対策に盛り込む見通しだ。労働政策審議会(厚労相の諮問機
関)の分科会などにも諮って最終決定する。雇調金は通常の上限は1人1日当たり8355円。コロナ渦
で企業活動が難しくなったことを踏まえ、段階的に拡充して最大1万5000円まで上げた。
〇特例措置は一定の効果があったとみられる。苦境の航空や宿泊・飲食、小売り、製造業など幅広い業種
の雇用を下支えし、失業率を2?3%台に抑え続けられた。危機対応が長引くにつれ、副作用の指摘も
目立ってきた。経営難の企業が働き手を抱え込み続ければ、より成長の見込める産業への労働移動を妨
げる問題がある。
〇政府は10月に支給上限を引き下げ、1万2000円としていた。さらに12月から9000円とし、23年
2月以降は平時の8355円に戻す方向で検討する。助成の上限額を下げつつ、支給要件の一部は23年
2月まで延長する。業績の落ち込み具合を前年でなく、コロナ前の19年などと比べて判断する対応を
続ける。
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■高所得高齢者保険料上げ検討
〇厚生労働省が検討している医療保険制度改革案の概要が分かった。75歳以上の後期高齢者について
高所得層を中心に保険料を引き上げ、現役世代からの拠出金負担を抑える。支払能力に応じて負担を
求める観点から、大企業の健康保険組合にも負担増を求める。高齢化で医療費の増加が見込まれており
、制度の持続性を高める。来年の通常国会に関連法案の提出を目指す。
〇改革案の柱は主に3つある。一つ目が75歳以上の後期高齢者の保険料引き上げだ。年収およそ900万
?1000万より多い人が対象になっている保険料の年間上限額を現在の66万円から引き上げる。その
水準以下の中・高所得層の保険料引き上げも検討し、現役世代の負担割合を抑える。
2つ目が現役世代の負担割合の在り方見直しだ。現役世代は後期高齢者医療を支えるため健康保険組合
から3.6兆円を算出している。その算定を加入者の給与水準を加味した方法に変える。
〇3つ目が出産育児一時金の財源手当てだ。現在の42万円から23年度に数万円引き上げる方針で財源
の一部を高齢者に負担してもらう。今は年3000億円台の支給額の多くを現役世代の保険料で賄ってい
る幅広い世代で子育てを支援するようにする。ただ高齢者や大企業社員が反発し、関係団体や与党の調
整が難航する懸念がある。
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■マイナ保険証、24年秋移行
〇政府は2024年秋をメドに現行の健康保険証を原則廃止する方向で最終調整する。マイナンバーカード
と一体化した「マイナ保険証」に切り替える。カードの利用機会を増やすことでマイナンバー制度の定
着をはかる。
〇政府はすべての医療機関・薬局に原則23年4月からマイナ保険証へ対応する体制を整えるよう義務付
けている。22年10月2日時点で読み取りの申し込み割合は病院や薬局で9割を超えたものの診療所
では7割強だった。実際に導入した割合は病院でも5割弱にとどまる。政府は23年3月末までにマイ
ナンバーカードをほぼ全国民にいきわたらせる目標を掲げる。22年9月末時点の交付率は49%で現
行保険証の廃止期限を決めることで普及を加速させる。
〇マイナンバーカードと保険証が一体化すると、利用者はカードの個人向けサイトで過去に受けた健康診
断や診療、投薬の記録を確認できるようになる。政府が普及を目指す電子処方箋や電子カルテの基盤で
もマイナ保険証の利用が前提となる。カードの取得に及び腰な患者が不利益を被らないかといった不安
にも丁寧な対応が求められる。
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■私の好きな山・登山道(秋田、岩手、宮城県栗駒山)
〇日本2百名山の一つに数えられ、田中澄江著「花の百名山」にも選定され、イワカガミやイワイイチョ
ウなどの高山植物が6,7月の登山道を彩る。
〇栗駒山が全国的に有名なのは、最も紅葉の美しい山のひとつとして知られ、山肌一面を覆うブナやナナ
カマドが見事ないろ付きを見せることで有名です。
〇標高1627mで登山道は9カ所あり、須川コース、東栗駒コース、中央コースはいずれも2時間程で
頂上に立てる。
〇頂上からは鳥海山,月山、早池峰山が望めます。山麓には須川高原温泉や駒の湯などのいで湯も多い。
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■私の好きな温泉(岩手県寿川高原温泉)
〇栗駒山寿川コースの登山口にあり、標高1126mの高所で、鳥海山や焼石岳が望めます。
〇泉質は、賛成・含硫黄・鉄・ナトリウムー硫酸塩・塩化物泉で、関節痛、腰痛、関節リウマチ、糖尿病
などに効能があります。
〇湯量は毎分6000リットル誇り、巨大な岩石が望める露天風呂があります。
〇300台駐車できる無料駐車場があり、駐車場を探す心配もなく、日帰り温泉として便利です。
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江川社会保険労務士・FP・行政書士事務所、
生命保険代理店江川 明豁
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