▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL85)平成27年9月30日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■マイナンバーに備える企業の準備
■改正労働者派遣法成立
■男性の育児休暇促進へ助成金を新設
■私の好きな山・登山道(新潟県火打山)
■私の好きな温泉(新潟県赤倉温泉)
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■マイナンバーに備える企業の準備
〇企業は従業員一人一人の個人番号(マイナンバー)を源泉徴収票や給与報告書の作成などに使う。番号の漏えいなどが起きないよう、安全管理の体制を作る必要がある。特定個人情報保護委員会が作成したガイドラインによると、企業がやるべきことは大きく4つある。まず、どの事務作業でだれがどういった種類の従業員情報を扱うのかという「範囲」を明確にする。その上で「基本方針」「取扱規定」「安全管理」「安全管理 措置」を作成する。
〇基本方針は、企業として法律を守ることや苦情を受け付ける窓口を設けることなどを宣言する内容。取扱規定は情報を扱う範囲をもとに番号の取得・利用・保管などの具体的方法を書き込む。例えば源泉徴収票の作成では、従業員から書類を集める方法、集めた書類を源泉徴収票の作成担当部署に移す方法、社内システムへの情報の入力方法、保存・削減方法などを書き込む。
〇安全管理措置ではマイナンバーにアクセスできる端末ト、アクセス権限を持つ担当者などをICカードなどを使って限定することです。ガイドラインでは、その端末を操作する場所をパーテションで区切ったり、ほかの社員が画面をのぞけないような場所に置いたりすることを求めている。万が一、番号が漏えいした場合に備えて報告・連絡体制の整備も安全管理措置に含まれる。
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■改正労働者派遣法成立
〇企業の派遣受け入れ期間を事実上なくす開成労働者派遣法は9月11日に衆議院で成立し、9月30日に施行する。
〇現行法では、業務によって派遣社員を受け入れられる期間が異なっていました。具体的には専門的とされる(26業務)には期間の制限はなかったが、それ以外は原則1年、最長3年でした。今回の改正で、業務に関係なく、「原則3年」にする一方、労働組合の意見を聞いたうえで入れ替えれば、同じ業務を派遣社員に任せ続けられることになります。3年たった派遣社員は、今まで派遣会社で働いていた業務以外なら同じ会社で仕事が続けられます。
〇また、改正法では、派遣会社に対して、派遣期間を終える派遣社員の雇用を安定させるため、派遣先企業への直接雇用を求めたり、働き口を提供したりすることを義務付けています。
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■男性の育児休暇促進へ助成金を新設
〇厚生労働省は、育児のためいったん仕事を離れる人々の支援制度を拡充する。男性従業員の育児休業を奨励する企業への助成金を新設する。子育て世代の女性向け専門学校などが託児所を準備して職業訓練を提供する仕組みを作る。
〇育児休業の仕組みを使う男性は少なく、配偶者が出産した男性全体の2.3%にとどまる。そこで新たな制度は助成金で企業の背中を押す。一人目の従業員が育休をとった場合には30万円、2~5人目は15万円ずつ企業に支払う方向です。6人目以降は、助成しない。
〇対象は過去3年間に男性育休取得者がいない企業で、中堅・中小企業が中心となる見通し。配偶者の出産から8週間以内に男性従業員が5日以上の育休をとった場合に助成金を支払う。育休取得者の業務を引き継ぐ
マニュアル作りなど育休をとりやすい体制を整えた企業に別途30万円の助成金を支払う制度も設ける。
〇一方、子育て世代の女性の再就職を円滑に進める対策も拡充する。想定するのは世代収入が25万円以下などの条件に該当する休職中の女性だ。受講者はまずハロワークと相談し、ITや介護など希望分野の講座を選ぶ。訓練期間は3から6ケ月で、その間、毎月の一定の手当てや交通費を受け取れる。手当は月10万円程度とする。受講者は訓練中、専門学校が契約した託児所などを無料で利用できる。託児所の費用の一部は国が補助金として学校に支払う。子供一人当たり6万6千円とする方向。厚労省は人手不足が続く介護分野や一般事務職、営業職を中心に新制度の普及を図る。
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■私の好きな山・登山道(新潟県火打山)
〇新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高2,462mの頸城山塊の最高峰である。日本百名山及び花の百名山に選定されている。
〇妙高山に比べ、ハクサンコザクラ、ミョウコウトリカブト、ワタスゲなどの高山植物が豊富である。高谷池付近には天狗の庭をはじめとする池塘の湿原があり、登山客が多数訪れる。
〇登山コースとしては笹ヶ峰を起点として日帰りコースおよび妙高山と一泊2日で回るコースがある。妙高山と比べ穏やかな山容であり、私好みの山です。
〇火打山は、山容が火打石に似ていることから山名が由来しているが、活火山の焼山と成層火山の妙高山に挟まれているが、火山ではない。
〇頂上は広々としており、後立山連峰、戸隠山・高妻山、日本海、佐渡島が見渡せる。また、紅葉時の火打山、池塘などの景色が素晴らしい。
〇火打山のHP:http://www.myoko.tv/kouyaike/topics/index.htm
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■私の好きな温泉(新潟県妙高市赤倉温泉)
〇江戸時代文化13年開湯で、日本唯一の藩営温泉でした。
〇泉質は、カルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉です。
〇赤倉温泉の源泉は。妙高山より引湯しています。源泉温度、源泉からの距離、適度な勾配により各施設の浴槽に満たされるともっとも気持ちの良い42度前後になる。このため、「肌美人の湯」「天然化粧水」「霊泉」など様々の言葉でその効能が評価されています。
〇効能は、神経痛、筋肉痛、肩こり、腰痛、疲労回復などの一般的効能のほか、泉質別適応症として美肌づくり傷の治癒に定評があります。
〇紅葉時や冬のスキー時が特ににぎわいます。
〇赤倉温泉のHP:http://www.akakura.gr.jp/
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