▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL88)▼▼平成27年11月13日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■ミニ保育所新設に補助金支出へ
■独禁法の改正について
■生命保険情報(年金保険)
■私の好きな山・登山道(北海道斜里岳)
■私の好きな温泉(北海道弟子屈町和琴温泉露天風呂)
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■ミニ保育所新設に補助金支出へ
〇政府は一億総活躍社会の実現に向けた緊急対策を11月末に打ち出す方針で、厚労省が保育分野の原案をまとめた。ミニ保育所や企業内保育所への支援はその柱で保育所支援の総額は500億円程度に
なる見通し。今年度補正予算や来年度予算で確保する見通し。
〇マンションの一室で運営可能なミニ保育所は用地確保が難しい都市部で増えている。新たな支援制度ではミニ保育所を始める事業者に建物の建築費を支援する。一定の上限額を設けたうえで国が建設費の50%、市区町村が25%を助成する方向で、事業者は建築費の25%を用意すればミニ保育所を作れる。
ミニ保育所の運営には横浜市などで株式会社が参入するケースも出ている。建築資金の支援対象には株式会社を含める方向だ。幼稚園がミニ保育所も手掛けるケースも想定する。
〇保育所に入れない待機児童は2万3千人ほど、0歳から2歳児が85%を占める。2歳以下の子供を預かるミニ保育所が増えれば待機児童の解消に追い風となる。
〇企業内保育園の増設も促す。企業内保育書の大半は規制が緩い分、国からの支援が少なく、支援金の期間も短い。新たな支援制度では補助金の支給期間の延長、社員以外の子供を受け入れると、補助金を増やす仕組みを検討。今回の支援の仕組みの特徴は株式会社を含む民間事業者の資金や設備を活用することを検討する。
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■独禁法の改正について
〇公正取引委員会は早ければ来年の通常国会に独禁法の改正案を提出する。新たな仕組みは「確約制度」と呼ばれる。企業が独禁法に違反した疑いがある場合、公取委が法的な問題点を指摘。企業自ら解決することを約束すれば、公取委は本格的な調査に入らず、違反認定もしない。欧州連合や中国が導入している。
〇これまで企業は排除措置命令や課徴金の処分を受けるか、不服として法廷で争うかの大きく二つの選択肢しかなかった。今後は自主的に是正処分を回避することも可能となり、企業の活用が広がりそうです。
〇対象となるのは、特定のライバル企業との取引を拒むなどの「私的独占」や代金を不当に減額する「優越的地位の濫用」などだ。一社単独での法令違反を対象とし、カルテルなど悪質な違反行為での利用は認めない。
近年の例ではラジオやテレビで使われる楽曲使用料を巡り、日本音楽著作権協会がライバル企業の市場参入を排除しているとして、独禁法違反に問われた事件などが対象になる。
〇確約制度ができれば、処分を受ける前に企業が自主的に解決策を提案する仕組みが整う。短期間に違反行為を終わらせることができるのが制度の特徴です。平均45カ月かかっていた調査期間が平均32カ月になり、短縮される。企業は調査に対応する負担を減らせるほか、課徴金を受けずに済む利点がる。
解決策が不十分なら、公取委は調査に移行する。Euでは約束を破った企業は前年度売上高の最大1割の課徴金をはらわせており、公取委は罰則を検討する。
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■生命保険情報(年金保険)
〇老後の生活費は、年金で賄うとお考えの方が大半ですが、現実には毎月赤字が発生し、貯蓄から取り崩しを余儀なくされています。モデル事例の年金生活者は、夫婦で国民年金に40年加入していた場合の国民年金から受け取る支給額は世帯で13万円程度です。また、会社員で厚生年金に38年加入し、妻が専業主婦の場合は世帯合計で22万5千円です。夫婦共働きの場合で、夫が厚生年金に38年加入、妻が厚生年金に20年加入の場合の世帯は26.1万円程度で、実支出額28万円と比べても不足額が発生、さらにゆとりある生活を楽しむためには月35万円程度が必要で、さらに不足額が増加します。
〇少子高齢化が進む中で、これからはますます自助努力が必要な時代です。自分のことは自分で備えることが必要です。是非老後の備えとして生命保険会社の「年金保険」をご検討ください。
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■私の好きな山・登山道(北海道斜里岳)
〇斜里岳は、標高1547mで日本百名山のひとつに数えられます。登山口は、清里コースと玉石沢コースがあるが、代表的なコースは清里コースです。知床の山ゆえ、登山口にはクマ出没の看板があり、威圧されます。
〇高山植物が多く、チシマフウロ、ダイモンジソウ、ハクサンチドリ、エゾツガザクラ、エゾトリカブトなどが6月下旬から8月にかけて咲き誇ります。
〇頂上からは知床、阿寒の山、オホーツク海、斜里平野が見渡せます。
〇清里コースの旧道は8か所の滝を楽しみながら沢登の雰囲気が味わえます。馬の背から頂上までの30分は急坂のガレ場で登りがいがあります。このコースは往復6時間弱の行程です。
〇斜里岳のHP:http://www.kiyosatokankou.com/sharidake/basic_info.html
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■私の好きな温泉(北海道弟子屈町和琴温泉露天風呂)
〇屈斜路湖岬にある露天風呂で、湖からも温泉が湧いており、湖畔に露天風呂が多い。
〇泉質は重曹泉で、独特の油臭が強い温泉です。
〇24時間入浴できますが、昼間は観光客が多く落ち着いて入浴できないため、ゆっくり入浴するには日が
暮れてからがおすすめです。また、露天風呂は混浴です。
〇昼間は、屈斜路湖の景色をみながら足湯に向いているようです。
〇和琴温泉露天風呂のHP:http://www.masyuko.or.jp/pc/onsen/wakoto.html
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
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