▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL95)▼▼平成28年2月29日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■2016年度診療報酬の答申内容
■正社員8年ぶりに増加
■男性育休に最大120万円助成へ
■生命保険情報(一時払い終身保険)
■私の好きな山・登山道(宮崎県大崩山)
■私の好きな温泉(宮崎県延岡市祝子川温泉美人の湯)
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■2016年度診療報酬の答申内容
〇診療報酬の内容を議論する中央社会保険医療協議会が2月10日、塩崎厚生労働大臣に答申した。今回の改定は医療費を抑制し、高齢化社会でも持続的な社会保障を実現する狙いがある。
〇紹介状を持たずに大病院に行く患者からは初診で5000円以上、再診で2500円以上の追加料金を取る。
まずは地域に密着した家庭医などである「かかりつけ医」に行くよう促す。軽度な病気やけがで多くの人が大病院に行くと必要な患者が高度な医療を受けられなくなるとの懸念があるためです。
〇かかりつけ医が幅広い患者に対応できるよう、認知症患者や子供を見たときの報酬を増やす。外出が難しい患者の自宅を訪れる在宅医療の報酬を増やす。特にマンションを訪問する医師の報酬を手厚くする。
〇過剰な投薬を減らす取り組みの報酬を増やす。入院から退院までに患者が飲む薬の数を2種類以上減らした医師の報酬は2500円上積みする。一人の患者を継続的にみる「かかりつけ薬剤師」の報酬も増やす。患者の病歴や薬歴を把握して最適な薬を出すほか、処方した医師と相談して過剰な薬を減らせば報酬をさらに上乗せする。
〇34歳以下の禁煙治療に保険適用するほか、後発薬の価格を新薬の6割から5割に引き下げする。
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■ 正社員8年ぶりに増加
〇正社員の数が8年ぶりに増加に転じた。総務省が2月16日に発表した2015年の労働力調査によると、正社員数は前年比26万人増の3304万人になった。新たに働き始める女性や高齢者が増えたほか、パートやアルバイトから正社員に職種転換する例も目立つ。非正規中心だった企業の採用姿勢に変化が出てきた格好だ。雇用は改善してきたが、賃金や消費への波及は依然鈍いままです。
〇雇用者数は5284万人と同44万人増えた。増加数の内訳は正社員が26万人、非正規社員が18万人だった。総務省によると、正社員が非正規社員を上回るのは21年ぶりになる。働いていなかった女性や高齢者が正社員になる例が増えている。女性の正社員は1042万人と前年比23万人増。65歳以上の高齢者も93万人と同7万人増えた。
〇企業はこの20年ほど、業績が上向いた時も雇用調整が容易な非正規社員の採用を優先させる傾向が強かった。だが、15年は完全失業率が3.4%と18年ぶりの低水準になる一方で、有効求人倍率も1.2倍と24年ぶりの高水準を記録。失業期間が1年以上の人は前年比12万人減の77万人と比較可能な02年では最小だった。待遇のいい正社員の枠を広げることで人材流失を防いだり採用を優位に進めたりする狙いがあるとみられる。人出不足感の強い流通やサービスなどの業種ではパートヤアルバイトの正社員化が進んでいる。
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■男性育休に最大120万円助成へ
〇男性の育児休業取得を促進するため厚生労働省が検討していた政策の全容が固まった。4月から男性社員が育休をとった中小企業に5人分まで最大120万円を助成する。育休取得者の代替要員を確保した企業向けの助成金も拡充する。
〇政府はわずか2%強にとどまっている男性の育休取得率を2020年までに13%に引き上げたい考えで、育休取得時と復帰時の2段階で企業に厚めに助成する。育休取得促進に必要な財源として来年度予算案に約17億円を計上した。
〇男性社員が育休をとると、中小企業の場合は1人目に60万円、大企業には1人目に30万円を支給する。
2~5人目には企業規模を問わず15万円を支給する。「過去3年間に男性の育休取得者がいないこと」「社員向けの啓発パンフレット作製などの新たな育休促進策を始めていること」などを支給要件とする。中小は5日以上、大企業は2週間以上の育休取得が前提となる。中小、大企業とも妻の出産から8週間以内が対象となる。
〇中小向けの育休促進策も強化する。育休取得者の代替要員を確保して、取得者自らが復帰した場合に1人あたり50万円支給する。この取得者が非正規社員の場合は60万円を支給。さらに、育休をとった非正規社員を正社員にして復帰させると支給額を70万円とする。助成の対象は1企業当たり1年度10人までで、取得者や代替要因の性別は問わない。
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■生命保険情報(一時払い終身保険)
〇契約時に保険料をまとめて払い込む保険商品「一時払い終身保険」の販売をやめたり、保険料を上げたりする動きが本格化してきた。日銀によるマイナス金利政策の余波で契約者に約束する利回りの確保が難しくなってきているためです。一時払い終身保険は契約時に保険料をまとめて支払う仕組みなので、退職金の運用先として人気を集めてきた。保険料を納めて一定の期間が過ぎると、払い込んだ保険料を上回る解約返戻金を受け取れる。銀行の定期預金より高い利回りを得られる可能性があり、安定的な資産形成を目的に加入する人が多い。
〇明治安田生命は円建ての一時修身払い終身保険で予定利率を現在の年0.85%から0.75%に下げる。金融機関の窓口と営業職員が販売する貯蓄型の主力商品で3月1日以降に契約する新規分が対象です。すでに富国生命保険と第一フロンティア生命保険の販売の一部取りやめを決めている。
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■私の好きな山・登山道(宮崎県大崩山)
〇私は登ったことがないのですが、NHKBSで日本百名山・日本二百名山を踏破した田中陽希さんが日本二百名山のクライマックスで危ない山として慎重に登山している光景が目に焼き付いたので紹介します。
〇大崩山は日本二百名山のひとつですが、八海山、鋸山と並ぶ難所の山です。登山レベルでは4つのコースが知られているが、危険な個所が多く存在しており、ロープわたり、はしごのぼりの連続地帯が各所にある。
熟練者でも遭難や滑落の報告があるため、初心者向きの山ではない。
〇標高は1644mで高くないのですが、名称にあるように、東側斜面に崩れたように風化した花こう岩が露出し、周囲には屹立する岩峰群がある。1965年、祖母山や傾山とともに祖母傾国定公園に指定され、登山客が増加した。象岩をワイヤ―伝いに横断したり、ワイヤーのみの吊り橋はスリル満点のようです。
http://yamannchu.blog97.fc2.com/blog-category-25.html
〇大崩山のHP:
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■私の好きな温泉(宮崎県延岡市祝子河温泉美人の湯)
〇大崩山のふもとにある天然温泉で、露天風呂からの雄大な大崩山が望めます。
〇泉質ハ、ナトリウムイオン、炭酸水素イオンの重曹泉で、肌の脂肪分を分解して汚れを落とし、肌をすべすべに整えることから「美人の湯」として親しまれています。リウマチ、神経痛に効能があります。
〇「ほうきがわおんせん」と呼ばれ、大崩山登山、祝子川渓谷の紅葉狩りで親しまれています。
〇祝子川温泉のHP:http://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/kanko/kitagawa/bijinnnoyu.html
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
生命保険代理店江川 明豁
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