▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL98)▼▼平成28年4月15日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■16年度予算・税制改正法成立
■「保育・介護一体」普及促す
■定年引上げ助成金拡大
■私の好きな山・登山道(宮城県・山形県舟形山)
■私の好きな温泉(宮城県作並温泉)
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■16年度予算・税制改正法成立
〇3月29日に成立した2016年度予算と税制改正関連法は子供を持つ女性や高齢者も働きやすい「一億総活躍社会」を掲げ、保育園や介護施設の増設などに2.4兆円を投じる。法人実効税率を29.97%に下げて稼ぐ企業を後押しするほか、10%への消費増税時に軽減税率を導入する。
〇1億総活躍社会の関連予算は15年度に比べて0.5兆円多い2.4兆円とした。そのうち、子育て環境の整備などで少子化を食い止めるために1.5兆円を振り向ける。保育所の増設に加え、家計への支援も目白押しです。年収360万円未満の一人親世帯の第2子以降は保育料を免除し、児童扶養手当も最大1万円を加算する。
3世代同居のために住宅を改修する場合、補助金を配り、所得税を減税する。ベビーシッタ―の利用にも補助金をだし「安心して子供を産み育てられる社会」をつくる。
〇介護で会社を休んだ時に受ける給付金を賃金の40%から67%に引き上げ、目標とする「介護離職ゼロ」に近づける。市販薬についても17年度から所得税の減税制度を始める。
〇経済成長の牽引役である企業の投資や賃上げを促すため、大企業の法人実効税率を現在の32.11%から29.97%に引き下げる。先進国では米国やフランスを下回り、ドイツに匹敵する。法人税の恩恵を受けない中小企業には新たに設備投資減税を入れる。生産性の高い設備を導入する場合、固定資産税を3年間半額にする。
〇消費税率10%への引き上げをにらんだ消費の下支えも盛り込んだ。自動車を買うときの自動車取得税を17年4月に燃費性能に応じた新税に切り替え、税負担を差し引き200億円規模で減らす。消費税に1兆円規模の軽減税率も導入し、酒と外食サービスを除くすべての飲食料品の消費税律を8%に据え置く。
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保育・介護一体」の普及を促す
〇厚生省は保育や介護の受け皿不足を同時に解決するため、両方のサービスを一つの施設で提供する「多
機能型」の福祉施設の普及を促す。人材や設備を効率よく使えるように、1人の医師が高齢者と児童の両方を診察できるルールなどを明示した指針を3月内に発表する。施設に入れない「待機児童」「待機老人」の解消を目指す。
〇厚労省によると、保育所に入れない待機児童は約2万3千人、特別養護老人ホームに入れない待機老人約52万人いる。保育士や介護士などの担い手不足に抜本的な改善の展望が開けない中で、現状の人材や設備を生かす道を優先する。
〇保育と介護の施設を別々に整備するのに比べて、複数のサービスを1カ所で提供する多機能型の福祉施設は整備費や運営費が安い。このコスト削減分を人件費に回すことで人材不足が深刻な介護や保育などのサービスを担う人材の確保につながる余地が生まれる。
〇新指針では自治体や事業者が迷わず判断できるよう、同じ施設で共有できる人材や設備の条件を6種類ほどの具体例に沿って示す。新指針は4月から適用する。指針では、多機能型施設であれば、1人で双方の管理者を兼務できると明示する。洗面所やトイレ、相談室、訓練や作業をするための部屋を共有できることも盛り込む。
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定年引上げ助成金拡大
〇厚生省は意欲のある高齢者が働きやすいように定年退職の年齢引き上げを企業に促す。定年を70歳以上に引き上げないと助成金を出さない制度を改め、4月から支給基準を「66歳以上」に広げて使いやすくする。
65歳以上の社員を雇う企業が40~50代の中高年の転職を受け入れた場合、1人当たり40万円を出す助成金制度も作る。
〇定年を引き上げた企業は就業規則の変更など制度導入にかかる経費として100万円をもらえる。定年を迎えた正社員が非正規社員として働ける継続雇用制度を導入した場合も助成する。
〇助成金をもらえる企業は基準引き下げで大幅に増える見通しです。厚労省の調査によると70歳以上まで働ける企業は全体の2割にとどまっている。希望者全員が65歳以上まで働ける企業は7割を超える。
40~50代の転職を後押しする助成金は一人当たり40万円を受け入れ企業に出す。1社につき最大500人まで支給する。
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■私の好きな山・登山道(宮城県・山形県船形山)
〇宮城県と山形県の県境にそびえる、奥羽山脈船形火山群の主峰となる火山である。別名は御所山。日本2百名山の1つである。
〇標高1500.34mである。
〇船形山は、宮城県側で呼ぶ山である。北東側から山頂を向いたとき、緩い傾斜を急な崖が縁どるのが船のように見えることから名づけられた。一方、山形県側では御所山と呼ばれており、こちらは承久の乱で佐渡島に流刑となり、佐渡島で没したと伝えられる順徳天皇が、実は佐渡島から脱出 して尾花沢まで落ち延びて隠れ住んだ、天皇の居所、すなわち御所にちなむという。
〇宮城県から5登山路、山形県から2登山道がある。山頂に山小屋があるほか、山形県側に3山小屋、宮城県側に2山小屋がある。宮城県側からのほうが早く登れるが、山形県からは昔修験者が登っていたようです。
大滝キャンプ場から往復5時間程度の行程で、ブナ林の眺望が楽しめます。
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■私の好きな温泉(宮城県作並温泉)
〇仙台からバスでまたはJR仙山線「作並駅」下車です。
〇泉質は、単純温泉、硫酸塩泉です。効能は、胃腸病、皮膚病、婦人病、脚気などに効き目があります。
〇721年に行基が東北地方巡行の際に発見したが、古くから地元の人に知られていた。1796年に岩松喜惣冶が仙台藩の許しを得て開湯に着手し、道路と設備を整えるのに8年要した。これが古湯といわれ、1855年に山形県村山郡の僧侶の秀泉ほか2名が開湯したのが新湯です。
〇1985年には約60万人の客が訪れたが、その後減少傾向にあり、秋保温泉がホテルの設備投資を積極的に進めた結果仙台の奥座敷は秋保温泉に奪われるようになった。
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
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