▼▼御茶ノ水アドバイザー通信[VOL100]▼▼平成28年5月13日号
このメールは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
おかげさまで、今回で100号を発信することができました。これもひとえに皆様のおかげと感謝申し上げます。
目次
■年金債務、企業を圧迫
■再就職、早期なら手当を増額
■勤務一定の間隔確保で助成金を支給
■私の好きな山・登山道(大分県由布岳)
■私の好きな温泉(大分県由布岳温泉)
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■年金債務、企業を圧迫
〇日銀のマイナス金利政策の影響が、年金の負担増を通じ、企業収益を圧迫し始め
た。長期金利の利回りがマイナス圏に下がったことで、企業が将来の年金の支払いに備えて用意する必要のある金額が増えるためだ。関連費用は判明分だけで1
000億円を超えた。
〇2012年から続いた円安の一服や海外景気の減速など、企業収益を押し上げてき
た追い風が弱まっている。
年金負担は帳簿上の処理のため企業から現金が流出するわけでないが、日本企
業の新たな重荷となる。
資金調達を容易にして企業活動の活発化を狙ったマイナス金利の副作用といえ
そうだ。
〇あらかじめ、将来の給付額を決める確定給付型の年金の場合、企業は従業員の
将来の退職金や年金の支払いに備えて現時点で必要な金額(退職給付債務)を準
備する。その際、割引率と呼ばれる利率を使って債務額を計算する。企業が適用
する割引率は長期国債の利回りなどをもとに決めており、市場金利が下がると割
引率も低下する。割引率を下げると退職給付債務が増加するため、企業は不足分
を決算に反映する必要がある。
〇割引率の低下に加え、企業年金は運用する資産の利回り悪化にも直面している。
格付け投資情報センターの集計によると、主要企業の15年度運用利回りは5年ぶ
りにマイナスとなった。
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■再就職、早期なら手当を増額
〇厚労省は、若年層を中心に高止まりしている長期失業者を減らすため、見直しす
る。短い間隔で再就職する人への手当を2017年1月から引き上げる。失業が長
引くほど技能が衰えるなどして復職が難しくなる。非正規を含む人々の就業意欲を高め、労働市場への早期復帰を後押しする。
〇増額の対象は雇用保険に加入し、失業して基本手当てをもらっている人だ。具体
的には、基本手当ての残りの給付期間に応じて一括してもらえる「再就職手当」
を引き上げる。基本手当てを受け取っている人は14年度に約47万人いた。この
うちおよそ8割にあたる38.5万人が支給期限前に働き口を見つけ、再就職手当を一括して受け取った。
〇17年からは基本手当てが4000円で給付日数が270日の人が50日目で再就職した場合、17年以降は再就職手当として63万8400円を一括でもらえる。現行制度より約9万円増える。同じく支給期間を3分の1を残して再就職した場合の手当ても基本手当ての合計6割相当に引き上げる。現行は5割です。
〇過去に再就職手当の給付率を引き上げた年には前年に比べ4万人前後増えた。2000年代半ばにかけての「就職氷河期」に正規の仕事が見つからなかった若年世代も多く、厚労省は今回の上積み措置でも4万人程度が再就職を早めると期待している。再就職手当引き上げで雇用保険からは360億円支出が増える一方、 失業給付が160億円程度抑えられるので、差し引き200億円の財源について今年度予算で確保ずみで来年1月から実施する。
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■勤務一定の間隔確保で助成金支出
〇厚労省は従業員がオフィスを退社してから出社するまで一定時間を空ける制度を
導入した企業に助成金を出す方針だ。早ければ2017年から最大100万円支給
する。深夜残業や早朝出勤を減らすことで長時間労働の解消につなげる。
〇欧州連合[EU]は1993年に法律を制定し、この制度を導入した。EU加盟国の企
業に対して労働者の休憩時間として退社から出社までの11時間確保したうえで、
4カ月平均で1週間に48時間以上働かせてはならないと義務付けている。
〇政府が5月にまとめる「ニッポン一億総活躍プラン」に、この制度の普及を目指すと
盛り込む。厚労省は現段階で義務化を考えておらず、助成金で導入を促す。助成
金の支給先は中小企業を想定しているが、対象を広げる可能性もある。具体的に
は長時間労働の削減や有給休暇の取得促進に取り組む中小企業を対象とする
「職場意識改善助成金」に勤務インターバル制度の導入も加える。制度導入に必
要な労務管理用のソフトウェアの購入費、生産性を高めるための設備や機器の導入費用を助成する。
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■私の好きな山・登山道(大分県由布岳)
〇日本2百名山のひとつで、標高1583.3mです。
〇湯布院のシンボルとして愛される山で、独立峰のため天気のいい日は四国まで望
むことができます。
〇登山コースは、東登山コース、中央登山コース、西登山コースがありますが、中央
登山コースが代表的な登山道です。往復4時間程度の行程です。東峰は初心者で
も登れますが、西峰は、鎖場があり、障子戸と呼ばれる絶壁のトラバースがあるの
で経験者向けです。なお、お鉢めぐりは、険しい岩場があり、クライミング技術が必
要です。
〇登山口から合野越まで樹林帯ですが、その後マタエまでは景色のいい道となり、マ
タエから上は急な岩場となります。西峰の頂上が1583.3mであり、頂上の広いで
す。マタエは東峰と西峰の登山の分岐点となっています。
〇由布岳のHP:http://www.veryblue.org/blog/mountaineering/yuhudake/
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■私の好きな温泉(大分県由布岳温泉)
〇湯布院は、温泉地のなかでも日本代表する温泉地のため、ここでは日帰り温泉地
のみ掲載しました。
〇JR「湯布院」駅から徒歩15分の田園の中にある日帰り温泉で、露天風呂から由布
岳が望めるのが売りとなっています。
〇営業時間は、9時半から19時(冬期間は18時まで)までと年中無休が売りとなって
います。
〇泉質は単純温泉です。源泉かけ流しが楽しめます。
〇家族向けに貸切家族露天風呂が12部屋あるのがうれしいです。
〇由布岳温泉のHP: http://kanko-asp.coara.or.jp/miwatashis/spots/detail_page/6233
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
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