▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL110)平成28年10月14日号
このメールマガジンは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■健康経営にIT活用
■外国人労働者受け入れ
■職場定着支援助成金について
■私の好きな山・登山道(長野県木曽駒ヶ岳)
■私の好きな温泉(長野県早太郎温泉郷)
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■健康経営にIT活用
〇富士フィルムHDは、従来別々に管理していた健康保険組合や産業医、会社の人事部などが持つデータをグループ全体で統合する。健康診断やストレスチェックの結果、生活習慣病での受診歴、勤怠情報のほか、これまでの上司が誰であったかといった職場情報まで合わせて分析できるようになる。これにより勤務体系や特定の事業所・上司などで生活習慣病が多いといったことも分かる。
問題が見つかれば改善を促し、生活習慣病の予防につなげるほか、産業医による健康指導や勤務体系の改善に役立てる。
〇このほど富士フィルムや富士ゼロックスの2社で導入した。事業所ごとにメタボリックシンドロームに該当する社員に比率を出すなど、健康度のランキングを作ることも検討している。
〇伊藤忠商事はITを活用する。16年度中に肥満気味の若手・中堅社員にウエアラブル端末を配布し、血圧や心拍数、歩行数、睡眠時間などを自動測定できるようにする。さらに端末と連動した「マイページ」を社内サイトに開設し情報を管理できるシステムも開発中です。
〇45歳以上の社員が健康増進に取り組むとポイントを付与し、給与に反映していた大和証券グループ本社は昨年12月に、メンタルヘルスに関する情報などをインターネットで学習するとポイントを与える制度を導入した。
〇ITを生かした健康経営に関する企業の関心が高まっている。15年12月には従業員の健康増進を推進する団体「ウェルネス経営協議会」が発足した。ANAHDやファミリマートなどが発起人企業として名を連ねる。
〇健康経営に関する国・東京都のHP:http://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=85011
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■外国人労働者の受入れ
〇現在、外国人材の受け入れを巡っては、事実上研究者や経営者といった「高度専門人材」と「技能実習制度」を使った実習生、経済連携協定[EPA]を通じた受け入れに限っている。ただ、国内の生産年齢人口は2013年に8000万人を割り、足元では7700万人まで減少した。特に介護など潜在需要の高い分野での人材不足が深刻だ。
〇これまでの実習制度では民間のブローカーが介在し、一種の不法労働となるケースも多かった。そのため、人材不足の分野を特定して、政府が二国間協定を結ぶ。国同士の交渉とすることで、民間が違法な形で介在する余地をなくす。
これに伴い、実習制度の縮小も視野にいれる。外国人の就労状況を適時適切に把握する仕組みを構築し、オンライン化による在留資格手続きの導入も議論する。
〇同様の仕組みは韓国が取り入れている。韓国は04年に「雇用許可制」を導入し、高度人材以外の外国人労働者の受け入れを始めた。15年10月末に早く28に万人が在留し、16年には約5万8000人の単純労働者が就労する見通しだ。中国やフィリピンなど15カ国と覚書を交わしている。
〇政府は1990年の出入国管理法改正で、3世までの日系人には日本での在留資格を与えた。そのため、ペルーヤブラジルなど主に中南米からの日系人は単純労働も含むあらゆる職種に就労することが可能になっている。
日本国内では外国人労働者の受け入れに関し、国内市場を奪う懸念や治安などの問題から実現にいたっていないが、「働き方改革」を通じて大きな政策転換を図ろうとしている。
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■職場定着支援助成金について
〇雇用管理制度(評価、処遇、研修、健康づくり、メンタ―の各制度)の導入を通じて従業員の離職律の低減に取り組む事業主に対する助成金です。また、介護事業主の場合は、介護福祉機器の導入や介護労働者の職場への定着に関する賃金制度の整備(職務、職責、職能、資格、勤続年数等に応じて階層的に定めるものの整備)を通じて、介護労働者の離職率の低下に取り組んだ場合も助成の対象となります。
〇助成額
1.雇用管理制度助成:(1)評価・処遇制度、(2)研修制度、(3)健康づくり制度、(4)メンター制度
一制度につき10万円、さらに制度の適切な運用を経て従業員の離職率の低下が図られた場合に目標達成助成として60万円を助成する。
2.介護福祉機器等助成
新たな介護福祉機器(対象機器あり)を導入し、適切な運用を行うことにより、労働環境の改善が見られた場合に、介護福祉機器の導入費用の1/2(上限300万円)を助成する。
3.介護労働者雇用管理制度助成
賃金制度の整備を実施した場合に50万円を助成。さらに、賃金制度を適切に運用し介護労働者の離職率に関する目標を達成した場合、計画期間終了1年経過後に60万円(目標達成第1回)、計画期間終了3年経過後に90万円(目標達成第2回)を助成する。
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■私の好きな山・登山道(長野県木曽駒ヶ岳)
〇木曽駒ヶ岳は中央アルプスの北部に位置し、宝剣岳、中岳、伊那前岳を含めて、山域の総称を木曽駒ヶ岳と呼ぶ場合もあり、日本百名山のひとつです。
〇中央アルプスの最高峰で標高2956mです。しかし、駒ケ根ロープウェイを利用すれば頂上千畳敷駅の標高2612mまで登れるため、正味の高低差は344mです。往復4時間程度の行程です。
〇千畳敷から乗越浄土を越え、中岳だけを過ぎれば木曽駒ヶ岳頂上です。登山初心者にはうってつけです。
〇初夏には、タカネグンナイフクロウ、クロユリ、ハクサンイチゲ、ヒメウスユキソウなどの高山植物が咲き誇り、秋にはナナカマドやタケカンバなどの紅葉が千畳敷を覆います。
〇土日や夏休みは、登山よりもロープウェイに乗るための待機時間が相当かかるため早出をお勧めします。
〇木曽駒ヶ岳のHP:https://www.chuo-alps.com/
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■私の好きな温泉(長野県早太郎温泉強)
〇中央道駒ヶ根ICから約3分、JR「駒ヶ根駅」からタクシー15分程度の距離にあり、駒が根ファームス内です。
〇泉質はアルカリ性単純温泉で、無職透明でにおいもなく、やわらかい肌触りが実感できます。このため「美肌の湯」を実感できます。
〇「早太郎」という名前は、早太郎温泉郷内にある「光前寺」に飼われていた犬の名前が「早太郎」と呼ばれていたためです。村の娘を老ヒヒのお供えする悲しい風習があったが、早太郎はヒヒを倒して、「ワン」と吠えて死んだ言い伝えからなずけられたそうです。
〇旅館が10件程度あり、さらに日帰り温泉施設「こまくさの湯」は大人610円で入浴できます。
〇早太郎温泉強のHP:
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江川社会保険労務士・FP1級・行政書士事務所
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