▼▼御茶ノ水アドバイザー通信(VOL35)▼▼(平成25年8月30日号)
このメールは、過去に名刺交換させていただいた方に送らせていただいています。
目次
■家族信託
■マイナンバ―法の利用分野
■私の好きな山・登山道(大分県九重山)
■私の好きな温泉(大分県由布院温泉)
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■家族信託
〇最近、後見人が被後見人の財産を濫用するケースがあり、また、被相続人は、負
担付遺贈により配偶者の面倒見る旨を遺言したが財産のみ消費し、義務を履行し
ない事例も多く、最近家庭裁判所も信託を勧めています。
〇信託とは、信託設定者(委託者)が信託契約や遺言などによってその信頼できる人
(受託者)に対して、土地や金銭などの財産を移転し、受託者において委託者が設
定した信託の目的に従って信託の利益を受ける者(受益者)のためにその財産の
管理処分などをする制度である。
〇信託の基本的仕組み
(1)委託者から信託事務などを取り扱う受託者に財産が移転すること(なお、信託財
産は受託者に名義変更されるが、受託者の固有財産になるわけではない)
(2)受託者が管理処分権限を有するものの、その権利義務の規制があり、また制約
できる(特に受託者は、受益者を兼ねる場合を除いて信託の利益を享受することが
できない。
また、受託者の義務は、信託事務遂行義務、善管注意義務、忠実・公平義務、
分別管理義務など、その権限の濫用を防止するため多種多様の義務が課せられている)
(3)受益者保護の制度が設けられていること
〇家族信託の実際の受益者
(1)高齢の委託者本人(信頼できる第三者に財産管理を委託)
(2)高齢の配偶者・認知症の配偶者(配偶者亡きあとの問題解決)
(3)障害を持つ子(親なきあとの問題解決)
(4)浪費者(浪費癖の強い子や配偶者の生活確保のため)
(5)のち添えの配偶者若しくは内縁の妻(家産承継のための活用)
(6)委託者死亡後の本人及び祖先の祭祀(祭祀承継する親族がいない場合)
〇残念ながら、信託のための特別税制はなく、また遺留分減殺の問題は依然残り
ます。
なお、家族信託について詳細を知りたいかたは当事務所にお尋ねください。
次回、続きを説明いたします。
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■マイナンバ―法の利用分野
〇社会保障分野に関係する番号として、現状。「被保険者記号番号(健康保険証)」、
「基礎年金番号(年金手帳)」、「被保険者番号(介護保険証)」などがありますが、
、これらの番号やデータベースは存置しつつ、これらの番号に係る利用者の同一性
確認をおこなうキーとして、マイナンバ―が用いられる。
〇金融機関が税務署に対して顧客に関する法定調書を提出する際、当該法定調書
に顧客のマイナンバーを記載することが必要になります。これにより、税務署が法定調書の名寄せを効率的に行うことが可能になります。
〇金融機関は法定調書の提出を要する金融取引に係る顧客からマイナンバーを取得し、その法定調書の作成・提出に必要な範囲でこれを利用するほか、激甚災害時に被災者に預金や保険金の便宜払いを行う際にもマイナンバーを利用することを検討しています。
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■私の好きな山。登山道(大分県九重山)
〇九重連峰を総称して、九重山と言い、その主峰が久住山である。(ただし、最高峰
は中岳1791m)、麓は、北に九重町、南に久住高原がある。久住牧ノ戸峠から登れば久住山までの標高差460mです。
〇九重と久住どちらも(くじゅう)と読むが、今では山群の総称を九重、主峰を久住と
する。 中岳は、日本百名山のひとつにあげられる。
〇一般的な登山道は、やまなみハイウェイの「牧ノ戸峠」から久住山、中岳に登るコ
ースです。
〇久住山まで1時間半、中岳まで2時間程度で登れます。
〇牧ノ戸峠から沓掛山を経由し、西千里ガ浜と呼ばれる草原にでる。ここは、秋が
美しく、草紅葉が素晴らしいところです。また、久住わかれには、避難小屋とバイ
オトイレがあります。
〇久住別れから空池(空池)を巻くように登ると久住山山頂(1786.6m)です。山頂は
360度の眺めで、阿蘇山・祖母山の眺めがすばらしい。
〇空池にそって御池に出て、池を半周して登ると、中岳で九州の最高峰です。
〇中岳から白口岳、鉾立峠を経ると、九州最高点の温泉地「法華院温泉」がありま
す。
〇法華院温泉から坊がツル(湿原地)を経由してミヤマキリシマが有名な平治岳
(ひいじだけ)につきます。ミヤマキリシマの時期である6月は登山客で大変にぎ
わうところです。
〇平治岳まで往復すると8時間程度要するので、中岳・久住山往復が手軽なコース
です。
○九重山登山にかかるHP:http://www.momonayama.net/hundred_mt_individually_data/course_data/course_data-095.html
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■私の好きな温泉(大分県由布院温泉)
〇皆さんがよく承知の温泉で、九州では黒川温泉と並ぶ温泉です。
〇高い人気を誇る温泉地・由布院は広い範囲から源泉が湧出していることから、ゆっ
たりした造りの宿が少なくありません。
〇敷地4500坪の木立の間に、趣向きのある古民家の離れ客室が点在し、お風呂か
ら由布岳を望む大露天風呂や風情のある竹林風呂がある宿(おやど二本の葦束)
や、新潟や滋賀や別府から移築した建物が点在し、敷地全体が高原の別荘地の
ような雰囲気の宿(山荘無量塔】ほかすぐれた宿が多数あります。是非泊まりたくな
る温泉地のひとつです。
〇由布院には、ここぞとばかりに美術館があります。マルクシャガールゆふいん金鱗
湖美術館、由布院 美術館、ノーマン・ロックウェル湯布院美術館、ドルドーニュ美
術館ほか、美術を楽しめる場所が多数あります。
〇見どころとしては、湯布院の街並みが一望でき、秋から冬の朝霧が美しい絶景の
展望台 「狭霧台」や湖底の半分に温泉、もう半分には冷戦が沸くと言われ、魚の
ウロコが光に反射して金色に輝くことからつけられた「金鱗湖」は是非たちよりたい
ところです。
〇湯布院観光にかかるHP:http://jp.ask.com/ans?l=sem&ifr=1&qsrc=999&ad=semA&an=yahoo_s&q=%E6%B9%AF%E5%B8%83%E9%99%A2%20%E8%A6%B3%E5%85%89&siteid=5648&o=5648&ar_uid=670E47F5-2116-4B00-B3FF-7DD375FF105E&click_id=D0EDB820-05DE-4E19-93EF-AD202452393E
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